【2024年11月16日】「食と科学のふしぎ博in堺」を開催しました。
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株式会社新興出版社啓林館は、2024年11月16日、堺市産業振興センターイベントホールにて、「食と科学のふしぎ博in堺」を開催しました。弊社が主催するこの催しは、小学生・中学生を体験対象者として、理科の有用性を伝えるイベントです。
当日会場では、「食品」の製造に関連する企業と、「食」を研究する研究機関・大学や高等学校などによる約20の出展ブースが並び、さまざまな実験・観察を通じた科学の学びの場が提供されました。
来場した子どもたちが「食と科学」に関する実験・観察を楽しみながら、興味深く学んでいる姿が印象的でした。
武庫川女子大学 藤本勇二 先生
- 食と科学のふしぎ博 実行委員長
- 啓林館 小学校 理科・生活科 教科書著者
これまでも「食」または「科学」の個別のイベントはありました。
今回の『食と科学のふしぎ博』は、「食」と「科学」をかけ算することで、地域で働く素敵な大人の姿に目を向けてもらう機会になればと企画しました。
学校で習う理科や科学が、どのように生活を豊かにするかという事を学ぶと同時に、食と科学を切り口に地域の人たちが集まって繋がるイベント。
その中で子どもたちが生きる力を育む事につながればと思っています。
啓林館は、教科書を制作し学校に届けており、私も理科や生活科の制作に関わっています。
その啓林館が、子どもたちに探究の場を提供し、「生きる力」を育てることで、地域をより元気にする役割を果たすことが出来ていること、ここに社会に貢献できる手ごたえを感じています。
同志社女子大学 大黒孝文 先生
- 啓林館 たんきゅう塾NEO・たんきゅうα(高学年クラス)講師
少しの塩分濃度の違いを人が感じ取ることが出来ないという論文の実証実験を行いました。
少しずつ塩分摂取量を減らすことを可能とし、将来の成人病予防につなげるための研究です。
たんきゅう塾では、調査から発表まで探究の仕方を経験します。
本日は、主に4~6年生の塾生が、およそ300名の調査をおこないましたが、学会発表できるレベルの研究が出来ました。
今後、取りまとめた結果の発表が楽しみです。
【食と科学のふしぎ博in堺】について
新興出版社啓林館では、小中学生に学校で学んでいる理科がいかに身の回りにあふれ、自分たちの生活を支えてくれているのか、いわゆる「理科の有用性」をダイレクトに伝えるための科学イベントとしてこの企画をしています。
ここでは子どもたちに身近な「食」をテーマに設定し、当イベントへの関心を誘い、その中に隠れている科学を子どもたちが実体験することを目的としています。
このイベントでの体験を通じて、子どもたちに多くの「?」や「!」が湧きあがり、「もっと知りたい」「もっと自分で考えてみたい」という探究心が芽生えることを願っています。
開催概要
- 日時2024年11月16日(土)10:00~16:30
- 会場堺市産業振興センター イベントホール (大阪府堺市北区長曽根町183番地5)
- 主催株式会社 新興出版社啓林館
- 後援堺市、堺市教育委員会
- 参加対象体験対象者:主に小学生・中学生(引率保護者は見学のみ)
- 来場者約1,000人(引率保護者含む)※完全予約制
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