割合と百分率

割合は,2つの量を比べるときに用いられるもので,ある量をもとにして,他方の量がその何倍にあたるかを表した数です。

上の例のように,もとにする量の何倍になっているかは,わり算で求められます。
割合=比べる量÷もとにする量
割合が1.8ということは,もとにする量を1 としたとき,比べる量が1.8の大きさにあたるということです。
一方,もとにする量の大きさを100とみて,それに対する大きさを割合で表す方法が百分率です。
これは,割合を表す小数0.01を1%として,なるべく整数で割合を表すようにしたものです。
割合を表す小数と百分率との関係は,下のようになっています。

もとにする量の大きさを10とみて,それに対する大きさを割合で表したのが,歩合の割です。

割合は,このほかに比で表すこともできます。
これは,同種の2つの量の大きさの割合をa:bのように2つの数の組で表したもので,第6学年で扱います。