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見通しをもって観察,実験に取り組む子どもの育成 〜「自由研究をしよう」の学習を通して〜 |
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宮崎市立倉岡小学校 坂本 吉郎 |
1.はじめに 多くの学校で長い夏休みの課題の1つとして,児童に取り組ませているものに「自由研究」がある。 本校でも,児童が夏休みを利用して,今までに学んできたことを生かしたり,身の回りの自分が疑問に思ったことを明らかにするために,1つの問題解決に取り組み,自分なりに解決に向けて研究することを期待して,毎年3年生以上の児童に「自由研究」を取り組ませている。 一昨年までは,特に事前・事後指導もなく,「せっかくの長い夏休みだから,何か自分でテーマを見つけ,自由研究に取り組んでみよう」と児童に投げかけて取り組ませる程度であった。 さて,本校の児童に自由研究についてアンケートをとってみると,
等の悩みや疑問が,ほとんど全ての児童から出された。児童にとって自由研究は,かなり頭を悩ませるもののようだ。 そこで,自由研究に見通しをもって意欲的に取り組ませるために,以下のような実践を試みた。 2.「自由研究をしよう」の実践
自由研究は総合的な力が要求されるものだと思われる。「取組の成果」で多くの成果を述べたが,全ての児童に対してそう言えるわけではなく,まだまだ課題も残るし,研究の余地がある。 これからも,実践を通して「自由研究の在り方」について追究していきたい。 |
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