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子どもたちは『 トトロのようだ 』と感嘆の声を上げた!! 〜1年単元「あきに なったね きもちが いいね」より〜 |
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茨城県日立市立塙山小学校 鈴木 知子 |
■ 授業実践に向けて
■ 主題設定の理由
■ 本単元の構成
■ 活動の実際
■ 実践を振り返って 今の子どもたちは,友達とのかかわり方の経験不足のためか,少人数でしか遊べなかったり,自己中心的なため些細なことでトラブルになってしまったりすることが多い。そこで,私は,自然の中で遊びにひたらせることや大人数で学習を進めることが友人とのかかわり方の改善に役立つと考え,授業に取り組んだ。
春と秋の違う季節に2度,塙山修理公園で自然に触れることで,秋に紅葉するものはあまり見られない公園であっても,生き物が変化し季節に合った過ごし方をしていることに気付いた児童が多く見られ,春には生き物とりに夢中だった池を中心とした活動だったものが,秋には原っぱの草を利用して遊ぶ姿が多く見られた。団地にある塙山第四児童公園には初めて行った児童もいたので,前とは違った学区探検の様相もあり楽しみながら探検し,高台から太平洋や市街地も見ることができた。「夏はいつも途中の公園で水を飲んで休んでから帰るんだよ。」なんていううち明け話も聞かせてもらった。 お世話になっている2年生や家族,給食のおばさん,用務員さん,校長先生,教頭先生・・・に,葉っぱや押し花などを挟んで作ったしおりをプレゼントしたが,給食のおばさんから絵手紙をお礼にいただいたことで,さらに交流が深まっていった。「いいなあ,あげればよかった。」友達がもらったのを見て,手紙のやりとりのよさに気付いた子がでてきた。 「おいもは,とてもおいしかったです。ぼくもおいしいおいもをつくるよ。がんばるよ。」「わたしは,わたあめのわたがすごいとおもいました。わたとわりばしがつくとはおもいませんでした。」「しゃてきは,一ぱつも100てんぜんぜんあたらなかったけど,かみひこうきもらったからうれしかったです。」「わたしはビーズのお店がきれいでいっぱいかいました。わたしも2年生になったらじょうずにできることをめざしてがんばります。」 2年生では,どんな生活科がまっているのか 今から楽しみです。 |
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