| (1) がっこうのたんけんをしよう |
|
最初は2年生に案内してもらって学校の中を探検したが,そのとき見てきた場所を発表しあうと「○○さんが見てきた教室おもしろそう。私も行ってみたい。」などさらに調べたい教室などが出てきた。
|
今度は1年生だけ探検に出かけることにした。2年生に案内してもらった場所でもっとくわしく調べたい所や,新しく見てきたい所をグループで相談し,簡単な計画や約束を決めた。教師からも「今度の探検の時は,前よりも多くの先生に挨拶したり,自己紹介したりできるといいね。」と働きかけ,下記のようなカードを用意した。
|
|
児童たちは,意欲的にさまざまな教室を訪問し,先生たちと話してサインをもらったり,教室を見て自分たちの教室との違いに気付いたりすることができた。見てきた後発見カードに気付いたことを書いたが,「みつけたよ」というカードだけでなく,「おもしろいな」「ふしぎだな」という表題のカードも用意し,多様な発見に対応できるようにした。
|
|
(2) たのしかったことをはなそう |
|
校舎の中や外,学校周辺などを見て回った後,今まで自分の見た中でお気に入りの場所を「峰小のお気に入り発表会」として授業参観を利用して家の人や友達に伝える活動を行った。お気に入りの場所で撮った写真を見せながら,どうしてそこが気に入ったのか,グループごとに説明した。
|
飽きないで聞いてもらえるよう場所ごとにクイズも考え,家の人にも答えてもらった。クイズを事前に考えたとき,なかなか思いつかない児童には,国語の教材の説明文に見られる問いかけの文章を参考にさせた。また,発表に対して消極的になりがちの児童もいるため,今回の発表の話し方について朝の会のスピーチでも扱い,慣れて自信がもてるようにした。
|
|
家の人に聞いてもらえることから,ふだん以上に児童たちははりきって発表に取り組んだ。保護者の方も,「児童が学校に親しみをもっている様子をみて安心した。」「保育園時代は,人前に出て話すのを嫌がったのに成長した。」との感想を寄せてくれた。 |