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授業展開について
第1次の「しゃぼんだまであそぼう」で,遊ぶ時間を充分確保したので,遊ぶ中で,シャボン液・道具・大きさなどに関するアイデアが膨らみ,遊んだ後の感想カードには,どの子のカードにも課題が書かれていました。その後,課題追求型の学習展開をしたことで,子どもたちの学習意欲をより持続することができました。
という学習の流れが,子ども達にぴったり合っていたと思われます。
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発表形態について
発表会では,3ヵ所に研究所を開いて,教えてもらう側の子ども達が自由に好きな研究所に足を運べる「パビリオン形式」の発表形態をとりました。この形態は,少人数に向けての発表となり,博士役の子ども達は,自信を持って発表することができました。また,教えてもらう側の子ども達は,興味のある研究所へ話を聞きにいけるので,意欲満々です。普段は小さな声の子が,友達と一緒にしっかり発表する姿が見られたのも良かったです。
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指導・支援について
2人の指導者で3つのグループを指導・支援していくのは大変です。1グループに指導者1人がベストですが,現実には難しいでしょう。課題追求学習で,子どもの意欲は高まりますが,その後のグループ活動の指導・支援にいつも人手不足で苦労しているのが現状です。
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発表形態について
本単元で用いた「パビリオン形式」の発表は,全員の発表・頑張りを知ることができないというマイナス面があります。全員の発表を見るのには,1グループずつ前に出て発表する「プログラム形式」がふさわしいですが,膨大な時間を費やす,聞く側の集中力も散漫になるなどのマイナス面があります。
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