5.交流後の「あのね」ノートから (前時分)
これらの表現から,子どもたちのかかわりの度合いを見ることが出来る。5回目の活動 に対する意欲も感じられる。
回を重ねるごとに,かかわりが,ごく自然に行われていることがわかる。5回の交流をした後に,今度は,地域の中での交流に広がっていくことを願っている。きっと,公園やお店などで出会うこともあると思われる。次の表現を見てみたい。
同じグループだった幼稚園の子どもとの出会いが,学校を離れても実現しているのである。このようなかかわりが,もっともっと広がることを期待している。
幼稚園児とかかわることで,相手意識はだんだん育ってきたように思う。最初は,自分たちが遊ぶので精一杯だったのが,回を重ねるごとに,どんなことをすれば幼稚園の子どもたちは楽しんでくれるのかということを,考えることが出来るようになってきた。遊びを創り出すところまでは出来なかったグループもあるが,幼稚園児とのかかわりは十分に持てたように思う。 これからの課題は,小学校の教師と幼稚園教師が,どのように連携をとり,連絡を密にし,指導に当たって共通理解をどのように図っていくかということではないかと考える。時間や場の設定などに,難しい面もあるが,子どもたちの相手意識を育むということを考えると,幼稚園児とのかかわりを持つ実践を大切にしていきたいと思う。
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