待ちに待った冬休み。冬休みは,いつもと違う暮らしがある。児童たちは,それぞれの家庭で,もちつき,大そうじ,おせち料理,年賀状等と新年を迎える準備を家族の一員として経験する。また,お正月には,昔から伝わるこままわし,たこあげ,すごろく,かるた等の遊びを経験する機会も多い。そこで,今年は,これまでの祖父母ふれあい教室で楽しんだ昔の遊びの経験を生かして,手作りおもちゃに挑戦させ,冬休みをより楽しく家族と過ごさせることを願ってこの単元を設定した。
| 学 習 活 動 | 教師の支援と留意点 |
第 一 次 |
お正月ってどんなあそびをするのかな?<1時間> |
○ | お正月に遊んだ経験を思い出す。【たこ(れんだこ)・こま(ぶんぶんごま)・かるた・トランプ・オセロ・たけうま・すごろく・ドンジャラゲーム等】 |
○ | 自分が得意になったおもちゃを使って実演する。【こま・けんだま・おじゃみ・めんこ】 |
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○ | 今までの楽しかったお正月の遊びの経験を思い起こさせる。 |
○ |
祖父母ふれあい教室でゲストティーチャー(おじいさん・おばあさん)と遊んだ昔の遊びの経験も思い起こさせる。 |
* | 祖父母ふれあい教室思い出の写真 |
* | 昔の遊びで使ったおもちゃ |
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第 二 次 |
みんなでつくろう!おもちゃをつくろう!<5時間> |
○ | おもちゃ作りの計画書を作成する。【作りたいおもちゃ・材料・作成順序】 |
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○ | 作ってみたいおもちゃの特長や形,遊び方等のヒントになるものを用意しておく。 |
* | 作り方の参考例 |
* | 全員がつくるもの |
* | 個人で選択 |
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1 | いろいろなこま(こま・ぶんぶんごま) |
2 | けんだま |
3 | ぐにゃぐにゃだこ |
4 | かるた |
5 | かんぽっくり |
6 | すごろく |
7 | ブーメラン |
8 | フリスビー |
9 | パラシュート |
10 | とんとんずもう |
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○ | 制作意欲や見通しにつながるように材料の活用見本を作成しておく。 |
○ | 材料分別箱に材料(空き箱,空き缶,ナイロン袋,竹ひご,牛乳パック,紙皿,紙コップ,たこ糸,ダンボール,ペットボトル,はっぽうトレイ,画用紙,色紙等)を用意しておく。 |
○ | 道具(きり・かなづち)・接着材料等を用意しておく。 |
* | 材料をセレクトできるように分別箱を設置。後かたづけも大切であり,分別箱は,活用の場が大きい。 |
* | 3,4,6の番号のおもちゃについては,全員が作る。 |
* | 7,8の番号のおもちゃは,昔のおもちゃではないが,短時間で完成し,失敗なく作れ,楽しめる |
* | 道具の使い方・片付け方 |
* | 4のかるたについては,冬休み親子で作成すればふれあいの時間になる。 |
* | ゲストティーチャーへ招待状作成 |
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第 三 次 |
みんなであそぼう!<2時間> |
○ | 遊び方のルールを,全員で相談し,時間を決め遊ぶ。 |
※ | コーナーを設置し,順番に代われるようにする。 |
※ | 遊び方は,グループで・1対1で・教え合いながら・競争しながら遊ぶ。 |
※ | 祖父母参観でお世話になったゲストティーチャーに感謝の気持ちを表わす。 |
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○ | 自分のよく知らない遊びがある場合は,教え合いができるように声をかけさせる。 |
○ | おもしろい遊び方が見つかった時は,紹介をする。 |
* | 修理コーナーを設置する。 |
* | ゲストティーチャー(祖父母参観にきていただいたみなさん)をおもちゃ大会に招待する。 |
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第 四 次 |
出張おもちゃやさんをひらこう!<2時間> |
※ | おもちゃのコーナーは,園児の人数を考えてみんなが楽しめるものを予め相談しておく。 |
※ | 仲よく遊べるように,声をかけてさそう。 |
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○ | 来年,入学する幼稚園のみんなに,作ったおもちゃで楽しんでもらえるように詳しく説明させる。
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* | 説明書(絵図)掲示 |
※ | コミュニケーション能力の育成の場にする。 |
※ | 新2年生に向けての自信をもつ機会とする。 |
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☆ 冬 休 み |
冬休み,つくったおもちゃで楽しくあそぼう! |
※ | 冬休み楽しく遊んだ感想を『先生,あのね』に書くことを宿題に出す。 |
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○ | 冬休みの過ごし方のおたよりに,家族一緒におもちゃで遊んだり,さらに,もう一度作ったりして過ごしていただけるようにお願いしておく。また,今後の活動意欲や自信につながるので,保護者に一言感想をお願いする。 |
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