(1) |
『紙風船とばし競争をしてグループのチャンピオンを決めよう!』
T1: | 「紙風船とばし競争をしてグループのチャンピオンを決めましょう。」 |
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C: | グループに紙風船が1つしかなく,体育館で記録の跡が残らないので,とんだところに一人一人立つ。 |
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C: | 自分が絶対チャンピオンになるんだという意気込みで,どのグループも熱中して取り組む。 |
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(2) |
『学年のチャンピオンは?』
T1: | 「グループのチャンピオンの人,立ちましょう。」
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T1: | 「どれくらいとびましたか?」 |
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C: | うれしそうに立つ。
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C: | 「これくらい。」(両手を広げる)
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C: | 「もっととんだよ。」(グループの友達二人で両手を広げる) |
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T1: | 「グループのチャンピオンはわかったけど,2年生全体のチャンピオンはだれなんだろうね。」 |
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<課題に関わる問題提起>
T2: |
「先生が見ていると,一番とんだ人は,2人の友達が両手を広げたくらいだったと思いますが,これくらいだったかな?」
(2人の教師が両手を広げる) |
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<課題意識・思考の深まり>
C: | 「ちがう。」
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C: | 「おかしい。」
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C: | 「大人と子どもでは手の長さが違う。」
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C: | 「一緒には比べられない。」 |
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(3) |
『どうしたら,長さ比べができるかな?』
T1: |
「どうしたら比べられるかな?」
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T2: |
「じゃあ,30cmものさしを各グループに1本わたします。今度は2年生のチャンピオンが決められるようにものさしで測ってみよう。」 |
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C: | 「ものさしをつかったらいい。」
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C: | 「30cmものさしをつかったらできそう。」
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C: | 解決の見通しをもち,急いで活動場所へ向かう。 |
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(4) |
『紙風船のとんだ長さを測ろう!』
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C: | 「ものさしが動くで,大変や。」
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C: | 「1人では無理や。手伝って。」
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C: | 「30,60,90…」(30cmずつ数えたしをしていくグループ)
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C: | 「1回,2回,3回…」(30cmものさし何回分かを調べるグループ) |
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(5) |
『長い長さをもっとうまく測れるようになりたいね…』
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C: | 「思ったよりも大変やった。」
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C: | 「難しかった。」
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C: | 「なかなかうまくはかれなかった。」
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C: | 「みんなはかれたよ。」 (うまくはかれた2つのグループの測り方の説明) |
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T1: |
「なかなかみんな苦労していたようですね。」
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T1: |
「長い長さをもっとうまく測れるようになりたいね。」 |
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C: | 「巻尺をつかったらいい。」
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C: | 「1mものさしで測ったら,もっときちんとはかれる。」 |
<次時からの学習への課題意識(学習の連続性)>
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