1) |
判別実験の計画を立てさせる |
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この学習の一番のポイントはここである。実際の判別実験の時間は,私の実践では,早いグループで30秒。手際が悪く遅くなってしまったグループでも,5分もあればできたと思う。(失敗したグループには,すぐ予備分を補充。)
したがって,次のような点をグループ内で確認する時間をしっかり確保したい。
○ | 実験に必要な物は何か?
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○ | どういう手順で実験を進めるか?
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○ | グループ内の役割分担はどうするか? |
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※ | それぞれの集気びんには区別が付くように色分けしたシールなどを貼っておくとよい。
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2) |
判別実験スタート
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各グループが計画を立て,準備物を用意したら実験開始である。「はじめ」の合図で,ストップウォッチを動かし始める。(実験が雑にならないよう指示しておくことも大切。)
なお,実験で子どもたちが用意したものは,「ろうそく」と「石灰水」が圧倒的に多かった。この2つがあれば,4種は判別することができる。
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3) |
正解を示して,感想を書かせる。 |
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全グループが終了した後,正解を発表する。続いて,最高タイムを出した班の代表に,どのように計画を立てて進めたかを発表してもらう。早く判別できた所は,やはりそれなりの工夫がある。その後「理科日記」を書かせて,1時間の学習を終えた。 |