(1) | まずは,乾電池1個から
乾電池1個では,飛行機は少し走るだけで,軽快には走りません。さて,「元気に走らせるにはどうしよう。」「そうだ,乾電池を2個に増やそう。」
乾電池2個だと,軽快に廊下を走ります。このとき,ビニール導線が50cmほどあると追いかけて動かすのに楽です。後に,車輪やクリップをつけて抵抗を減らすと,さらに軽快に走ります。
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(2) | 走るだけでは,つまらない
60cmの角材の中央に15mmほどの釘を1本差し込んで(千枚通しで穴を開けておく),両側に2機の飛行機をバランスよく取り付けます。一人一人で飛ばしたいときは,自分の飛行機と反対側をねん土でバランスを取りましょう。
そして,角材の中央に光電池をセロテープで貼り付け,コードをつなぎます。1.5リットルのペットボトルに半分ほど水を入れた台を用意します。
さあ,外へ出ましょう。光が当たるとよく回ります。子どもたちは,これで「飛行機が飛んだ。」と言ってくれるかな?(たくさんの子が「飛んだ!」と言ってくれました)
出力の弱い光電池でも,自動車と違い,抵抗が少ないのでよく回ります。止めたいときは,太陽の光を遮れば,プロペラはぴたりと止まります。光電池の働きがよく分かります。
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(3) | もっと飛ばしたいときは
1) | ブンブン飛び回るよ
単3乾電池を2個,胴体の両側(主翼の付け根)につけて,1.5mほどのひもでつるします。目玉クリップで天井からつるすと,円を描いて飛び回ります。そのとき,垂直尾翼に方向舵を足しておくと回りやすいです。5cm×5cmぐらいの余った白ボール紙をセロテープで垂直尾翼に角度をつけて貼り付けます。うまく回らないときは,ちょっと回転方向へ押してください。 |
2) | まっすぐ飛ばしたい
1.5mぐらいの高さのところに,たこ糸を張ります。長さは,長い程良いですね。(教室の窓から廊下の窓までが良さそうでしょうか。)たるまないように,しっかり張ります。
直径4cmぐらいのプーリーに針金をつけて飛行機をつるします。乾電池2個をつないで,プーリーをたこ糸に引っかけます。たこ糸がピーンと張ってあると,飛びます。 |
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