【重要なお知らせ】
啓林館DBシステム内での数式3.0のご利用にあたって

2018年3月

啓林館DBシステムご利用の皆様へ

平素は,啓林館DBシステムをご利用いただき,誠にありがとうございます。
表記の件につきまして,本年1月にマイクロソフトから発表された数式3.0に関する変更内容,および,今後の対策についてお知らせいたします。

2018年1月度にリリースされた Microsoft Office 対象のセキュリティー更新プログラムを実行しますと,数式3.0の機能が削除されることがMicrosoft社から宣言されました。数式3.0におけるセキュリティー上の問題点を解消するためとのことです。
すでに提供してきました啓林館DBの提供問題・提供プリントにつきましては,今まで通り,問題やプリントの選択・閲覧・印刷等は可能ですが,数式3.0が端末から削除されているため,数式の直接の編集ができなくなります(日本語部分の編集は問題ございません)。

https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2018/01/15/equationeditor3-0_removed_from_office/

セキュリティープログラム実行後に,数式3.0で作成した数式を編集する際の不具合に関しましては,下記情報もご参照ください。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4057882/

1月度のセキュリティー更新プログラムを実行後,どうしても「数式3.0」で作成した数式を編集したいというお客様は,Design Science社の数式編集ソフト「MathType」をご購入いただくか,この「MathType」の体験版(1か月無料トライアル版)をインストールしていただくことで編集可能になります(トライアル期間終了後は,「MathType」独自の機能を利用することはできなくなりますが,期間終了後も「MathType Lite」として「数式3.0」程度の内容の編集は可能です)。

(体験版)

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4057882/

(このサイトの解決策の欄の下記をご覧ください)

http://www.wiris.com/en/equation_editor/microsoft

(ブラウザをChromeなどでご覧いただき,翻訳機能を利用すると日本語で読めます)
(製品版の購入サイトの一例)

https://software.univcoop.or.jp/item/323

この仕様変更に伴い,4月以降に新規にリリースする啓林館DBにつきましては,アドインメニューに現れる「数式3.0挿入」のボタンを削除します。なお,今後リリースする商品につきましては,ワードの標準の「数式」で編集するデータの提供等を検討中です。

お客様は使い慣れた数式3.0がご利用いただけなくなりご迷惑をおかけしますが,ワード自体の更新によるもののため,ご理解いただきますようお願い申し上げます。