学習活動 <時間は目安です> |
学習活動で大事にしたいこと |
1. |
一礼をして部屋に入り,自分が創った作品が入った箱の前に座る。 <2分>
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2. |
箱を開け,作品を取り出して鑑賞する。 <5分>
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思い通りだったところ
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○ |
思っていたのと違っていたところ
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○ |
となりの友達の作品も見合う。 |
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静かな気持ちで入らせる。 (箱に子どもが書いたサインが書かれている)
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自分の作品に出会った感動を大事にし,じっくり見させたい。
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ゲストの先生方も子どもの所へ行って一緒に鑑賞してやってください。個別に話してくださって結構です。 |
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3. |
壺の3人の作品に,但見師範より茶花を活けていただき,みんなで鑑賞する。 <5分>
○ |
壺だけでもきれいだったけれど,花を活けたらまた違って見える。
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○ |
いろいろ変わって見えるんだなあ。
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○ |
いろいろ変わって見えるんだなあ。
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○ |
すごいなあ! |
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但見先生より茶花の意味や花を活けることから壺がどのように命を持ってくるかについて見せ,話しください。
○ |
一つの作品が花を活けることによって,どのようにさらに生きてくるかを感じさせたい。 |
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4. |
作陶を指導してくださった宮本博,猪飼祐一,橘功一郎の3人の先生より,子どもたちが創った作品についての話を聞く。 <9分>
○ |
あらためて自分の作品を見直す。
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○ |
そうだったのか!
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○ |
うれしい! |
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この一連の指導を通して,陶芸家として,指導者として子どもの作品を見た率直な感想を述べてやってください。具体的に作品を取り上げてくださっても結構です。子どもの心に残っていきます。 |
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5. |
学芸員畑中章良先生より,乾山や茶の湯に関わっての話を聞く。 <3分>
○ |
乾山や茶の湯は昔のものではないんだ!
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○ |
今こうしていることが大事にしていることなんだ!
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乾山や茶の湯に関わって,文化としてどのように今に生き続けているのかについて話してやってください。先生の思いを存分に出してくださって結構です。 <一期一会>
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6. |
武者小路千家師範但見修一先生より茶の点て方,お菓子の出し方,いただき方について指導を受ける。 <15分>
○ |
なんとかやれそうかな
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○ |
やってみたいな
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○ |
今日のお菓子はおいしいそう! |
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子どもたちは「作法の形」に緊張すると思いますが,楽しんでいただくことを大事にしてやって,気をほぐしてやってください。
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モデルの子どもを出して指導してくださっても結構です。
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7. |
3つのグループに分かれて体験する。
○ |
私が点てたのおいしいといってくれるかな?
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○ |
うまくできたよ。もう一回やってみたいな |
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ゲストの先生方は子どもたちに遠慮無くどしどし関わってやってください。そのかかわりに,この授業の大きな意義があります。
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8. |
この学習を通して,自分の中で学んだこと,気づいたことはなにかを発表する。 |
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素直な感想を出し合うことで今日の学習を心地よいものとして子どもたちに残していきたい。 |
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9. |
但見師範より今日の学習についての話を聞く。 <5分> |
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これまでの一連の学習を通して茶の湯の師範として率直な感想や思いを子どもたちに伝えてやってください。 |
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教室で,これまでの学習の感想や教えてくださった先生方へ手紙を書く。<この学習で学んだこと> |
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