埼玉県児玉郡美里町立美里中学校
1.学校の概要
生徒は,落ち着いた学校生活を送っており,授業に部活動にと一つ一つのことに大変前向きに取り組んでいる。文化祭,体育大会,合唱コンクール等の学校行事が年々質的に向上し,全校生徒が感動・充実感を味わい,様々なことを学ぶ機会となっている。また,部活動の大会や各種のコンクール等における活躍を通し,生徒に少しずつ自信が生まれつつあるように思える。職員も明るい雰囲気の下,一体となって教育活動に取り組んでいる。学校教育目標『知,徳,体の調和のとれた豊かな人間性とたくましい実践力を身につけた生徒の育成‐自ら学びよく考える生徒 思いやりがあり助け合う生徒 心身ともに健康で頑張りぬく生徒』の育成に向け,取り組んでいる。 2.目指す学校像
3.研究課題
4.研究の内容
【実践例1】確かな学力の定着を目指した教育活動 本校では平成8年度から少人数指導加配をいただき,数学科において全学年・全学級で毎時間の少人数指導を続けている。主として1クラスを均等に分割して指導するという形態をとっている。煩雑なクラス分けや選択をさけるという意味だけでなく,教室環境に見合っていない移動教室ばかりの中学1年生の混乱を避けたいという配慮もある。 数学科の少人数指導では,以下に示す組織図(ワードソフトにある。時間系列の略案やフローチャートではなく,柱とねらいの焦点化された梁だけのもの)のような簡単な指導構想案を単元ごとに2つくらい作成し,簡単な打合せを行い,同一歩調で数学的な活動の充実を図り数学的な見方・考え方の育成に効果を上げたいと考えている。 以下は,従来の一斉指導時の簡単な指導略案と少人数指導時の指導構想案である。 2.第2学年数学科学習指導支援案
3.この1時間の少人数指導での数学教師の構想
4.組織図(指導構想案) この課題を示し,それぞれの観点から,何が期待できそうかを組織図だけで説明する。その後は,それぞれの教材研究に応じ,事前に1分程度で見えたことを確認する。授業に臨み,修正を加える。組織図の下に簡単にメモを行い授業記録とする。 いずれも負担にならない程度で実施していくことが長く続けることにつながり,指導方法の積み重ねにつなげられると考える。 この組織図を,次のような形式でノートを作りストックしている。
II.規律ある学校生活の確立
【実践例2】読書活動の推進の取組 本校は,平成16年度埼玉県教育委員会から「彩の国パイオニアスクール」の指定を受け,町内3小学校とともに「読書指導を中心とした基礎学力の向上を目指す取組」をテーマに研究に取り組んだ。
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