過程 | 学 習 活 動 | 指導・評価 |
素材 提示 |
[素材]
赤,黄の袋には,それぞれ同じ数のビ−玉が入っています。次のような条件を満たすとき,それぞれの袋に入っているビー玉の数はどれだけでしょう。 |
条件1: | 赤 赤 赤 + 黄 | =21 |
条件2: | 赤 赤 + 黄 | =16 | |
◇ | 具体物を使って場面の理解を図る。 (関心・意欲・態度) |
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課題化 |
[課題]
2つの条件を同時に満たすとき,赤,黄の袋に入っているビー玉の数を求めよう。 |
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◇ | 1つの条件だけでは,それぞれの袋のビー玉の数は一意的に決まらないことがわかる。 (知識・理解) |
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課題 追求 |
[個人追求の時間]
○ | それぞれの条件を満たす数の組を対応表から求める。 |
○ | 赤,黄それぞれに入っているビー玉の数をx,yとし,条件を式化する。 | |
◇ | TTによる個別指導により,個々が自分の考えを持つことができる。 (見方・考え方) |
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まとめ |
[全体での交流とまとめの時間]
○ | 2つの条件を満たす数の組が一意的に決まることを理解し,求め方を交流する。 |
・ | 条件を2元一次方程式に表す。 | ・ | 対応表を使って,2つの条件を満たす数の組を求める。 |
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◇ | 自分の考えが持て,他との比較ができる。 (表現・処理) |
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節 | 時 | ねらい | 素 材 | 評価規準 | 評価 方法 |
1
連 立 方 程 式 | 1 (TT) | 2変数を含む具体的な問題を解決することを通して,2元一次方程式とその解の意味が分かる。 |
赤,黄の袋にはそれぞれ同じ数のビ−玉が入っいます。赤の袋3つと黄の袋1つの合計が21個のとき,それぞれの数をめなさい。 | |
各 素 材 を 考 え た り 問 題 を 解 決 す る 場 面 で : 発 言 ・ 挙 手 ・ 学 習 プ リ ン ト ・ ノ | ト ・ 自 己 評 価 |
2 (TT) | 2つの2元一次方程式をともに満たすxとyの値の組を考えることを通して,連立方程式とその解の意味を理解させる。 |
赤,黄の袋にはそれぞれ同じ数のビ−玉が入っています。次のような条件を満たすとき,それぞれの数を求めなさい。
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3 (少) | 連立方程式を,代入法によって解くことができるようにする。 |
次の連立方程式を解きなさい。
| | x + y = 12 | x = 8+ y |
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4 (TT) | 連立方程式を,加減法によって変数を消去して解くことができるようにする。 |
ビビビビ+ポポ | =380(g) | ビビビ+ポ | =250(g) |
このような条件を満たすとき,(ビ)ビスコ1箱と(ポ)ポッキー1箱の重さは何gか求めなさい。 |
5 (少) | x,yの係数が異なる連立方程式を加減法で解けるようにする。 |
次の連立方程式を加減法を使って解きなさい。 1)
| | x +2 y =11 | 2 x−3 y=8 | 2)
| | 6x+5y=28 | 4x+7y=-2 |
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6 (少) | 代入法,加減法を適切に使い分けて,連立方程式を解くことができるようにする。 |
次の連立方程式を解きなさい。 1)
| | 4x+7y=39 | 2(x−y)=3x+3y | 2)
| | 4x−2y=3x+5 | x/3 −y/2=2 |
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7 | 節の学習内容の定着を図る。 |
教科書の計算練習 | |
2
連 立 方 程 式 の 応 用 | 8 (TT) | 具体的な問題の解決を通して,一次方程式と連立方程式の解き方を比較して,連立方程式のほうが式をつくりやすいことに気づかせる。 |
50円切手と80円切手を合わせて15枚買い,900円払いました。50円切手と80円切手を,それぞれ何枚買ったでしょう。 | |
9 (TT) | 距離,時間,速さの問題で,それらの関係を図や表にまとめさせ,連立方程式を立式させ,解決していけるようにする。 |
峠をはさんで11km離れたA,B両地点があります。ある人がA地点からB地点へ行くのに,A地点から峠までは毎時3km,峠からB地点までは毎時5kmの速さで歩いて3時間かかりました。A地点から峠まで,峠からB地点までは,それぞ何kmあるでしょう。 |
10 (TT) | 連立方程式を使って,割合の問題を解決していけるようにする。 |
銀を92%ふくむ合金と84%ふくむ合金があります。この2種類の合金をとかして混ぜ,銀を90%ふくむ 合金を500gつくろうと思います。それぞれ何gとかして混ぜればよいでしょう。 |
11 | 単元の学習内容の定着の確認 | 単元テスト | |