主題・題材 (時数)
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学習内容
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授業で使われるスキル
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学習で得られる知識と 結び付けたい知識
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エネルギーとは何か。(2) |
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日常生活のいろいろな現象について,エネルギーと関係ある物を選び,発表する。 |
・ |
仕事についての説明を聞く。 |
・ |
実際の現象から,エネルギーをもつ物は,仕事ができる状態にあることを見いだす。 |
・ |
身近にあるエネルギーを見つけ,実際に仕事ができるかどうか確かめる実験を計画する。 |
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◎ |
前時での仕事の知識 |
● |
電気が仕事をする事例 |
○ |
熱が仕事をする事例 |
○ |
光が仕事をする事例 |
○ |
動いている物体が仕事をする事例 |
○ |
ばねが物体に仕事をする事例等 |
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・ |
前時に立てた計画に基づき,実験を行う。 |
・ |
実験結果の発表という他の班との交流を通じてさまざまなエネルギーの存在を知る。 |
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エネルギーは移り変わるか(2) |
・ |
前時の実験の中から,エネルギーが移り変わっていることを確認し,その中でエネルギーが移り変わっても,仕事ができることを見いだす。 |
・ |
エネルギーが移り変わると,できる仕事移り変わりの量はどうなるか調べる実験を行う。 |
・ |
単位を統一すれば,いろいろなエネルギーを比較しやすいことを知る。 |
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◎ |
前時のエネルギーの知識 |
◎ |
仕事の求め方 |
● |
熱量・電力の単位 |
● |
熱量の求め方 |
● |
電力量の求め方 |
● |
発電のしくみ |
○ |
ふりこ |
○ |
太陽電池 など |
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・ |
移り変わったエネルギーの量を確かめるため,1つのエネルギーを変換させ,そのエネルギーができる仕事の量を測定し,その量の変化を調べる実験を行う。 |
・ |
実験結果から元のエネルギーと変換したエネルギーとで,できる仕事の量が変わる理由を考える。 |
・ |
エネルギーの保存について説明を聞く。 |
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エネルギーを大きくするには(2) |
・ |
見つけたエネルギーの中から位置エネルギーを取り出し,位置エネルギーについての説明を聞く。 |
・ |
物体がもつ位置エネルギーの大きさを調べる実験を行う。 |
・ |
この実験で,条件統一の必要性を考える。 |
・ |
実験を通して,物体のもつ位置エネルギーと物体の質量,基準面からの高さとの関係を見いだす。 |
・ |
弾性エネルギーについて説明を聞く。 |
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◎ |
仕事の求め方 |
◎ |
エネルギーをもつもの |
○ |
重い物体が落ちるとき |
● |
条件統一 など |
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・ |
前時の位置エネルギーの実験で,落下する速さが大きくなると,大きな仕事ができることから,物体の速さと仕事が関係を見いだす。 |
・ |
運動エネルギーについての説明を聞く。 |
・ |
物体がもつ運動エネルギーの大きさを調るための実験を行う。 |
・ |
この実験を行う中で,条件統一の必要性を考える。 |
・ |
実験を通して,物体のもつ運動エネルギーと物体の質量,速さとの関係を見いだす。 |
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● |
記録タイマーの利用法 |
○ |
交通事故の衝撃 |
○ |
落下物の危険性 |
○ |
ふりこ など |
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力学的エネルギーの保存(1) |
・ |
ふりこの実験の結果から,力学的エネルギーは保存されることを見いだす。 |
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◎ |
エネルギーの保存 |
○ |
ふりこ |
○ |
ジェットコースター |
○ |
ケーブルカー など |
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科 学 の 方 法
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学習活動・内容
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教師の指導・支援
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評価の観点と方法
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課 題 の 設 定 |
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・ |
同じエネルギーであれば,どのようなエネルギーに移り変わっても仕事の量は同じかどうかを考える。 |
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・ |
学習課題を確認する。 |
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○ |
具体的な例をあげ,エネルギーは他のさまざまなエネルギーに変換できることに気づかせる。 |
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エネルギーは移り変わっても保存されるかどうか調べよう。 |
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実 験 |
2. |
1つのエネルギーを他のエネルギーに変換させて,した仕事の量を測定する。 |
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・ |
さまざまなエネルギーに変換したとき,単位を同じにして考えれば,比べやすいことに気づく。 |
・ |
1つのエネルギーを他のエネルギーに変換させる方法を考える。 |
・ |
実験を行い,仕事の量を測定する。 |
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○ |
熱や電気のエネルギーは仕事をさせなくても,Jという単位を使えば,計算によって求めることができることに気づかせ,実験前の予想を立てる際に参考になることを伝える。 |
○ |
はじめに助言した具体的なエネルギーの変換の例を思い出させる。 |
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測 定 |
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○ |
元のエネルギーが何のエネルギーに移り変わるのかを理解させた上で実験に取り組ませる。 |
○ |
変換されたエネルギーによって,した仕事の量を比べるために,同じ質量のおもりを同じ高さまで持ち上げる仕事をすることを伝える。 |
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● |
生徒が実験の計画を立てやすいように,エネルギー変換の道具,おもりを持ち上げる道具を準備して提示する。 |
◎ |
興味を持って,実験できているかを生徒の活動のようすから判断する。 |
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推 論 |
3. |
自他の実験結果より,同じエネルギーでも,変換したエネルギーによって,仕事の量に違いができることに気づく。 |
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・ |
変換したエネルギーが理論的に求めることが可能であれば求め,実際の仕事の量とくらべる。 |
・ |
なぜ,変換すると,仕事の量に差がでるのかを話し合う。 |
・ |
話し合った結果をまとめてグループごとに発表する。 |
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○ |
グループの内での話し合いでは,課題に迫るため観点を明らかにして話し合う習慣を身につけさせる。 |
○ |
わかりにくいグループについては,机間指導を行う。 |
○ |
以下,発表に関しては適宜,ホワイトボードを活用するように伝える。 |
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◎ |
実験結果に基づき,話し合いができているかを話し合いのようすから評価する。 |
◎ |
今まで学習した内容と結びつけながら推論できているかを話し合いのようすやワークシートの記入内容から評価する。 |
◎ |
授業で得た知識を利用して,自分の考えをまとめられたかを発表のようすやワークシートの記入内容から評価する。 |
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伝 達 ・ 表 現 |
4. |
エネルギーの保存についてまとめ,今後のエネルギーの活用について考える。 |
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推 論 |
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