過程 | 学 習 内 容 | 時間 |
1. 導入 |
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2. スキル
<基礎>
<基本>
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○ | 同じ速さで運動する物体の記録
〈記録タイマーの使い方〉
物体の運動のようすを記録タイマーを使って調べるとき,速さの変化は,打点が記録されたテープを等時間間隔(0.1秒間隔)で切り取って,グラフ用紙に左から順に並べてみるとよくわかる。
Q1: | ア〜ウで,もっとも速く物体が移動したのはどれか。 |
Q2: | ア〜ウで,同じ速さで物体が移動したのはどれか。 |
Q3: | 物体が同じ速さで移動するときのグラフは,どんな形になるか。 |
等速直線運動のグラフは,x軸に平行な直線で表せる。 |
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【知識】・ | x軸に平行な直線とx軸との距離が大きくなるほど,物体の速さは速い。 |
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<発展> |
【思考】・ | 等速直線運動のグラフにおいて物体の進んだ距離を表そう。 |
Q: | ウのグラフの物体の速さは,どのように変化しているか。
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◇ | 次第に速さが増した。 |
◆ | 速さが速くなると,グラフは右上がりの直線で表される。 |
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3. 課題 |
[課題別自由実験]
速さが変わる物体の運動を記録タイマーで記録し,どのように速さが変化したのか。また,なぜ変化したのか自由に調べよう。 |
【思考】・ | 速さが変わる運動にはどんなものがあるか。
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【関心】・ | 物を落とす。 | ・ | 斜面を下る。 |
・ | ボールがはねる。 | ・ | 斜面を上がる。 |
・ | 投げる。 | ・ | 斜面を下りた後に上がる。 |
・ | 風船が飛ぶ。 | ・ | 振り子 |
・ | 紙飛行機が飛ぶ。 | ・ | ゴムで物体を引っ張る。 |
| など |
【関心】・ | 落とす物体の質量の違い |
・ | 斜面の傾斜の違い |
・ | ゴムの張力の違い |
・ | 摩擦が大きい面と小さい面の違い
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【思考】・ | どのような装置を使えばうまく測定できるか。
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【技能】・ | 予備実験をしよう。 |
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4. 探求・ 実験 |
【思考】・ | どのような工夫をすれば,実験がうまくいくか。
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【技能】・ | 考え工夫しながら自由に試行し,お互い協力して楽しく実験しよう。
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【技能】・ | 記録タイマーのテープの処理を間違いなく行おう。
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【思考】・ | 速さはどのように変化したか?
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【思考】・ | なぜ速さが変化したのか? |
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5. まとめ |
【知識】・ | 速さがどのように変化したか,みんなに分かるようにまとめよう。
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【思考】・ | 速さが変わるためには,何が必要であるか。
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【知識】・ | 実験上の発見,工夫,苦労,楽しかったこと,協力できたこと,頑張ったこと,速さが変わるために必要なこと,次にやってみたいこと,等についてまとめておく。 |
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6. 発表
〈概念形成〉 |
【技能】・ | 班で協力して発表する。
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【関心】・ | 他の班の発表をよく聞いて,質問や意見を言おう。
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【知識】・ | 運動する物体の速さが変化するためには,力が必要である。 |
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7. 比較・ 応用 |
○ | 外からの力が働かないとき,物体はどのような運動をするか。 |
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〈比較〉 |
○ | 1つの物体にはたらく力と2つの物体の間ではたらく力 |
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8. 概念 形成 |
【知識】・ | エネルギーとは・・・。
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【関心】・ | 変換器の種類 |
・ | 坂道,振り子の実験と力学的エネルギー保存の法則 |
・ | エネルギー保存の法則と無限軌道 |
| など |
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