学習のねらいと発問 | 学 習 活 動 | 指導上の留意点 |
<挨拶> |
・ | 2校の学校紹介を行う。 |
・ | 京都市の中でのお互いの位置を確認する。学校の行事についての交流を行う。 | |
<興味・関心>
・ | 部活動の様子にも触れ,スポーツテストへの興味づけを図る。 | |
<課題の確認>
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・ | 前の授業で2校が実施したスポーツテストの結果をそれぞれグラフ化したことを思いだす。 | |
・ | 前の授業では2校別々にグラフ化を指導ずみである。また,スポーツテストのデータを個人でグラフ化してフロッピーに保存してある。その際に保存する名前のつけ方に工夫するように指示してある。 | |
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・ | 比較するのに,グラフ化が有効であること,棒グラフがよいことを2校で確認する。 | |
<課題に取り組む>
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・ | スポーツテストの種目で,相関についての問題を出して,何の相関かをあてて2校で競う。 |
・ | 2校が「相関が強い」と予想したそれぞれの種目の相関図を比較する。 |
・ | 「相関が強い」と予想しなかった他の種目についても相関図を比較する。 | |
<表現・処理>
・ | 比較する場合には同じ目盛りにするように指示する。 |
・ | テレビ会議システムのアプリケーション共有を使って,2校の相関図が1画面に出て比較しやすいようにする。 |
・ | テレビ会議システムで同一グラフを見ながら両校が討議する。 | |
<課題の追究>
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・ | 「相関が強い,弱い」種目が2校で同じということからわかることは何か考える。 |
・ | 予想と同じであったか話し合い,今後のトレーニングに活かせることを考えて意見交換する。 | |
・ | グラフ上で質問するときには,マウスを同期にして,質問や説明をする。 |
<数学的な考え方>
・ | 2校で同じであった結果については,1校だけの結論よりもより一般化して結論が出せること,そうすることにより,より正確に母集団(全国の中学生)の傾向がわかることを知らせる。 | |
<まとめと課題> |
・ | 両校の比較を,来年度もスポーツテストを行うことによって,その推移がわかることを知る。 | |
<評価>
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