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38の小テスト |
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38の小テストの裏に37の解答 |
小テストは,次の授業の内容に合わせて用意する。用紙サイズは,問題量後で生徒がファイルすることを考え,B5とした。
点数は100点満点とし,問題数は5題〜10題で,時間のかかる問題の場合は少なくしている。配点もそれに合わせて1題10点の場合や20点の場合もある。
学習内容や問題内容により,授業の終了5〜10分前に学習を終了し,小テストを配布し,取り組ませる。
授業終了のチャイムで,小テストを回収する。
※小テストを実施するにあたって,教科書やノートを見てもよいことにしている。
採点は,担当教師が行い,次時の開始前に数学係を通して返却している。
解答・解説については,授業を進める関係で時間をとってはいない。採点して気になることや説明不足等を感じた場合,あるいは生徒から質問があった場合は,授業開始時に行うようにしている。
ただ,問題をやりっ放しでは解き方を間違えた生徒にとって何がいけなかったかわからないままになってしまう。そこで,次の小テストの裏に前回の解答を印刷して後日定期テスト等で見直しをしたときに復習できるようにした。
別紙プリントで解答を用意することも考えたが,すべての生徒がやり方等の解答を必要とするわけではない。用紙のムダになる。かといって何もなしでは意欲のある生徒を切り捨ててしまうことになると思い,このような方法になった。
小テストの得点は,生徒の自己評価カード欄を設け,生徒自身に記録させている。これは生徒自身が自分で記録し得点の推移を見ることで,意欲を高めることができる。また,教師の負担を少しでも減らすことができる。
問題点としては,教師の採点時間の確保である。私の場合,どうしても部活が終わってからになってしまう。教師の採点時間確保が難しい場合は,授業中に採点時間を確保し,生徒同士で交換させて採点させてもよいであろう。
また,授業内容が難しかったり,三平方の定理など基本的なことは1つで,いろいろな図形に応用して反復的に学習する場合など,問題作成に行き詰まることがある。その場合は,その日の授業内容にこだわらず,計算問題等の復習も混ぜるようにした。 |