課題学習(一筆書き) |
鳥取県米子市立福生中学校 |
1.題材について 課題学習では,生徒が主体的に学習活動を展開することが何よりも大切である。数学に関する視野が広がり,数学に対する親しみが増すことをねらいとしているからである。 そこで,誰もが一度は取り組んだことのある一筆書きを題材として取り上げた。 内容的には,どの学年でも取り組める課題である。3学年ともに授業をやってみた感想として,「一筆書きができる条件」を考えるなど,根拠をはっきりさせながら,さらに発展的に学習することを考慮すれば,2年生以上で行った方が効果的であると思う。 授業の展開は,【課題1】は,とても取り組みやすい問題で,しかも,何通りもの解答がある(多様性)。いろいろなかき方を確認した後で,それらに共通して言えることから,一筆書きができる条件を見つけさせたい。【課題2】では,一筆書きのできない課題の条件を変え,一筆書きができるようにする。このことを通して,「一筆書きができるための条件」を確認させていきたい。さらに,【補助発問】,【課題3】を考えることで生徒が主体的に,発展的に一筆書きの問題を考えてくれることを期待して授業を行った。
2.本時の目標について
3.授業の実際
4.生徒の反応と指導の成果 <【課題3】で生徒が考えた一筆書きのできる図形>
5.今後の課題
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