直接比較・間接比較・任意単位

2つの物を比較するとき,2つの物の端をそろえると,その長短を知ることができます。
このように,物を直接重ねるなどして量を比較する方法を直接比較といいます。比較する2つの物が移動可能な場合は,直接比較が可能ですが,移動できない物の場合は,何か他の物(媒介物)を使って比較します。
例えば,次のような机の幅と出入り口の幅を比較する場合にテープを使っています。このような比較の方法を間接比較といいます。

また,何かを単位として測り,そのいくつ分で数値化することによって比較する方法があります。
右の写真は,鉛筆をあてて,鉛筆のいくつ分で机の縦と横を比較しています。この方法では,数で表されているのでどれだけ長いかがいいやすくなります。
このように何か身近なもの(任意の物)を用いる比較の方法を任意単位による比較といいます。