(1) | 絵を見てどんな式になるのかを考える
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T | (1枚目の絵を提示する)この絵を見てわかることをいってみましょう。 |
C | 女の子がおばさんからリボンを買っています。
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C | リボンは1m400円です。 |
C | でも,何m買うのかわかりません。 |
T | 2mだったらどうなるかな。 |
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C | 代金はすぐ求められます。400×2=800 で,答えは800円です。
・ | 買い物場面であることをつかみ,2mのリボンの代金が求められたところで,2枚目の絵を提示する。その際,話題を「代金を求めること」に焦点化するようにする。 | |
T | 代金がすぐ求められたね。では,この絵はどうですか。(2枚目の絵を提示する) |
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C | 2mが3mになっただけだから,代金は簡単に求められます。 |
C | 式は 400×3=1200 ,代金は1200円です。
・3mのリボンの代金が求められたところで,未習事項である 400×2.3 の場面を提示する。 |
T | 簡単に求められたね。では,これはどうですか(3枚目の絵を提示する)。 |
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C | 2.3m?長さが半端だなあ。 |
C | 式がよくわからないよ。 |
C | 400×2.3 になると思います。 |
T | どうしてその式でいいのかな? |
C | 2mのときは 400×2 で,3mのときは 400×3 で代金が出たからです。 |
T | 言葉の式でいったらどうなりますか。 |
C | (1mのねだん)×(長さ)=(代金) です。 |
C | 2.3mのときも同じように考えて,400×2.3 でいいと思います。 |
C | 賛成 |
C | でも,答えはどうなるのかな。 |
C | 2.3は,2mと3mの間だから,答えは800円から1200円の間だと思います。
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(2) | 小数をかける式は学習していないことに気づき,課題をつかむ。
・ | 小数をかける計算はまだ学習していないことに気づかせ,「400×2.3 の計算のしかたを考えよう」という課題をつかませる |
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