(1) | 創作童話を聞き,本時のめあてをつかむ。
・小太郎からの手紙を読む。
・「小太郎に,大きな数の数え方を教えてあげよう」のめあてをみんなでつくる。 |
T | ただ数えるのではなく,何個あるかが一目でわかるような数え方の工夫をしよう。 |
| ・どのくらいあるかを予想する。 |
(2) | 巻物の数を数えて,小太郎に教える方法を考える。
・まず,1つずつ数えてみる。52だったり,51だったりとばらばら。
・2ずつ数える。5ずつ数える。10ずつ数える。 |
(3) | 数えた巻物を後で見てわかるような数え方を考える。
・「数えた巻物の数を,小太郎が見てすぐにわかりますか」と問いかける。
・1ずつ,2ずつ,5ずつ線で囲んでも,わかりにくいことに気づかせる。
・10ずつを線で囲んでいく(おはじきの場合は,10のかたまりをつくる)。 |
(4) | 「早くて簡単,正確に」の観点の基にどの数え方がよいか話し合う。
・1ずつだと間違いやすい。
・2ずつも時間がかかる。後から見ても,すぐにいくつといえない。
・5ずつは,5とびの数え方で数えられる。
・10ずつは,10がいくつで何十,ばらがいくつで何十何とすぐいえる。
・10ずつは,確かめるときも,簡単にできる。
・10ずつは,数え間違いが少ない。 |
(5) | 10ずつまとめて数えていけばよいことに気づき,これからもっといろいろな数を数えていこうという意欲をもつ。 |