情報授業実践記録 |
|
素敵なプレゼンテーションをつくる |
|
(神奈川)藤沢翔陵高等学校 |
|
はじめに
|
|
本校は私立の男子単独校で普通科(文理・特進コース)と商業科を併設している。 |
|
1.実習の目的
|
|
『情報A』(1年生・普通科;文理コース,特進コース 2単位で実施) ツールとして,PCや周辺機器を選択できるようにする。どんなことができるのか,発展性を含めて正しい使い方を定着させる。
書く・描く・作る・まとめる・残す・送る・提示して話す
スキルに差があるので,基本を丁寧に指導しながらも経験者の関心を刺激するような技術も伝える。繰り返しの訓練にならないように,進度や教材提示のタイミングを工夫する。 |
|
2.プレゼンテーション実習
|
|
(1・2学期で35〜40時間程度の授業と実習の実施後,3学期に実施)
(1)4〜5時間かけて,プレゼンテーションソフトの使い方を説明する。
(3)1クラス40名弱の生徒が,順番に独自テーマでプレゼンテーションを行い,オーディエンスになった側は簡単な評価と感想を記録する。 プレゼンテーション・独自テーマ例 ここ数年で,最もオーディエンスの評価が高かった「美味しいご飯の炊き方」というプレゼンテーションを以下に紹介する。
統一された背景に,象徴的な文字と画像。色には背景に適しているものと,文字色に適しているもの。補色の関係や類似色。暖色は膨張色で,寒色は収縮色。…etc. 見やすいスライドを作るための知識が生かされている。
他には,「カップラーメンの変わった食べ方」で実演を交えながら紹介したものや,「管楽器の紹介」で実際にトランペットを演奏したものなどが記憶に残っている。 年々進化していると感じている点は,スライドの完成度を上げようと工夫しだした者が,「ここは実物(実演)の方が良い」「オーディエンスを引きつける,ほかのツールはないか」と考えはじめている点である。
文化祭のポスター作成例(専門教科・情報の『情報と表現』にて)
マフラータオルのデザイン(生徒会)
ご質問・ご意見は以下までお願いします。 |