情報授業実践記録 |
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レポート作成を通した |
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大分県立日田高等学校 |
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はじめに
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本校は,生徒の大多数が進学を目標にする普通科進学校です。なかでも総合的な学習の時間は「アドバイザリー・レクチャーズ」と称し,進路学習を中心に企画・運営されています。特に,2年次の前期は学部・学科研究,後期は職業研究を柱に据えて全教員が生徒に関わって指導を行っています。また,職業研究に関しては,修学旅行での企業研修を通して,日頃経験することのできない体験を積んでいます。しかしながら,これまではそれらの経験を他者と共有する場面が少なく,調べることが中心でした。そのため今年度は,発表までを情報の指導計画に取り入れました。今回は教科「情報」の授業の中での,報告書・発表資料の作成,発表,評価を取り入れた授業を紹介したいと思います。 |
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授業展開
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本校では,「情報C」を2年次に2単位履修しています。昨年までは,座学(教科書)は各教室で行い,実習はコンピュータ室で行うという形態をとっていましたが,年間を通してパスワードを忘れたり,機器の操作に手間取ることが多かったりしたので今年度は思い切ってすべてをコンピュータ室で行うことにしました。また,今年度は,「タイピング力」の育成も目標とした年間計画を作成し,授業を行いました。以下に今年度の主な特徴を記します。
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詳細
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【評価について】 |
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評価について
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本校は,私一人で教科を担当しているため一人ひとりの作品を評価することが大変である。そのため,事前に何を評価するのかを生徒に伝えている。また,それ以上の内容に関しては,+αで評価を行っている。
今回は,一人ひとりの発表の姿勢やスライド内容に関して重点的に評価を行った。また,生徒に対しても他者を評価することで,良い部分を見つけることができていた。生徒による評価では,大きな声が出ている生徒の評価が高かった。 今年度は,全員に対して一人2分,評価時間を1分としたためかなりの時間がかかった。また,同じクラス内で同一企業の発表が多かったため多少飽きる生徒が出てきた。 |
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終わりに
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全体会では計10グループに発表をお願いした。各クラスで,代表を決め短時間であるが,班毎にクラス発表での反省点やアドバイスをもとに改善がみられていた。私自身初めての経験ではあったが,生徒のやる気に助けられ無事にクラス発表・全体発表ができた。この一連の取り組みは次年度以降も続けていきたい。なお,クラス内で同じ発表を聞くことは意義があると思うが,何らかの改善も必要ではないだろか。 |