新潟県立村上中等教育学校
○出身地域別生徒数
○教職員数
2.本校の目指す教育
○前期課程の教育課程表
3.これまでの取組から 外部の方を指導者に招いた授業として、4月以降、「保健体育」の時間に、エアロビクスのインストラクターに来てもらって指導していただきました。 5月2日には、「いわふね・村上学」と位置付けた総合的な学習の時間の一環として、関川村の若ぶな高原から山形県の小国町に抜ける大里峠越えを体験しました。 次に、その取組を紹介します。
開校から約1か月経った5月2日、学校から約30km離れた山形県境の「大里峠」へ、遠足を実施しました。 遠足といっても、親睦やレクリェーション的な活動ではなく、テーマに基づく研修活動を中心とした巡検で、本校の「総合的な学習の時間」のテーマ『いわふね・村上学』の一つに位置付けた活動でした。
4.成果と今後の課題 本校は新潟県北部の十数市町村から生徒が通学する、広い地域を学区とした学校です。 今回の活動は、体験の中で自然や人に関わる活動を中心に据えましたが、このような、地域の「本物」を体験することによって、言葉ではなく体で「いわふね・村上学」の奥の深さや、体験活動・探究活動の大切さ、おもしろさを感じさせることができました。充実した個人レポートの様子や「今までで、一番楽しい遠足だった。」というような声が生徒から聞かれたことも成果の表れと考えています。 学校がスタートして、まだ1か月という早い時期での活動でしたが、生き生きした生徒の目に、これからの本校の進む方向を再確認することができました。これからも、こうした活動を通じて、生徒の目を地域から次第に日本あるいは世界へと向けさせ、6年間の計画的・継続的な教育の中で、骨太で真の学力を身に付けた人間を育成していきたいと考えています。 |