滋賀県 萩原伸浩 |
1.テーマ名 葉山中学校の環境2.学習活動のねらい
3.学校や地域の特色 葉山中学校としては,総合的な学習のメインテーマとして「環境」を柱にかかげている。滋賀県は日本一大きな湖があり,水資源が豊かであり環境に熱心な県として知られている。滋賀県南部の栗東市に位置する本校はすばらしい自然環境に恵まれている。地域には「栗東自然観察の森」や「栗東歴史民族博物館」があり,いつでも利用することができる。また栗東市のバスを借りての校外学習も可能である。 更に地域の方(保護者など)を講師にして,まねいている講座もある。 4.生徒の実態 中学一年生男子7名,女子7名の計14名で構成される。各自が7講座の中から選択をして,この講座で学習しているため比較的に学習意欲は見られる。外国籍の生徒も2名いるが,樹木のスケッチなどで精一杯学習に参加している。5.必修教科「理科」との関連 大単元である「植物の生活と種類」を一年生の4〜5月にかけて学習する。そこでは校庭の様々な生物を巨視的・微視的に観察することを学習する。植物の中の分類では,花の咲く植物と花の咲かない植物の学習をし,根・茎・葉の基本的なつくりと働きも学習する。ところが生徒たちは,校庭内の植物はそれだけでないと感じており,そこにヒントをみつけ校庭の樹木に焦点をあてて,既習範囲の応用として樹木の葉による分類を学習し,そこから更に特徴をみつけていくといった学習を進めている。6.指導計画
7.指導の実際(概要) 総合的な学習のため,極力指導は行わず支援を行うようにした。
8.評価(観点,方法,その結果) 毎時間総合的な学習の専用スケッチノートを提出させて,個々の生徒に応じた着眼点でコメントを付け加えて,生徒のよさを更に引き出すことにしている。プレートの制作では生徒の意欲を授業の中で見ている。(14名の少人数のために可能である) 最終的に前期(4〜9月)・後期(10〜3月)で文章表記で評価している。 9.授業に対するコメント(この学習活動の良さ,特徴,生徒の反応)
10.最後に(この総合的な学習で用いた主な準備物)
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