段階 |
学習内容及び学習活動 |
教師の指導支援 |
導入 |
- 方眼紙に下の面積を持つ正方形を作る。
(2,8,18,32)
- 正方形の辺の長さや,図の中になる正方形,長方形の面積を確認する。
- 学習課題@を確認する。
確認した辺の長さや面積の関係を,加法と乗法に分けて,等式に表してみよう。
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- 平方根の導入の時間を思い出させ,斜めに傾けてかくことを確認しそれらの正方形が1つの頂点を共有し,重なるようにかくよう場所を指定する。
- 学習課題@はワークシートに書かせた後で全員に大きな声で読ませる。
- いろいろな視点から,できるだけ多く見つけられるよう,助言し,図で確認する。
- グループを作り,個で考えた考えを理由までつけて発表させる。その後,他に考えられないかさらに考えを深めさせる。
- 出された考えをもとに,代表者にホワイトボードにまとめさせる。
- 代表者に自分たちの考えを発表させる。また,他のグループは他のグループの発表にもしっかりと耳を傾けさせ,自分たちが考えた式の違いを確認させ,互いに認め合い,賞賛しあう場を作りたい。
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展開 |
- 学習課題Aを確認する。
見つけた乗法の関係式から,根号をふくんだ式の乗法の仕組みを考えよう。
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- ワークシートに書かせた後で全員に大きな声で読ませる。
- 辺の長さや面積に注目させ,加法や乗法の式を作らせる。必要に応じてペアで考えさせる。
- 加法は乗法の仕組みがわからないと,理解できないことを告げ,今までの学習と違って,この単元の学習では,乗法(積)について先に学習することを確認する。
- 加法の関係式は,今までの計算の常識とはかけ離れていることを強調し,乗法とは全く違う考え方であることを印象付けておく。
- であることを確認し,3つの数の関係に気づかせる。
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- ( )の中を考えることによって,平方根の積の性質についての見通しをもたせる。
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となるのではないかということに気づき,グループで伝え合い,練り上げた内容を言葉や代数学的な式でまとめる。
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- 結果はどのグループも同じであるが,表現される内容は異なることが予想されるので,自分たちの言葉でまとめるよう,指示する。
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- 代表者に自分たちの考えを発表させる。また,他のグループは他のグループの発表にもしっかりと耳を傾けさせ,自分たちがまとめた表現の違いを確認させ,互いに認め合う場を作りたい。
- がいえるかどうかを調べることが,平方根の積を考えるポイントであることをしっかり確認し証明は次時にすることを予告する。
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終末 |
- 平方根の積と商の関係をまとめ,確認する。
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- ワークシートに書かせた後で全員に大きな声で読ませる。
- 代表者に自分たちの考えを発表させる。また,他のグループは他のグループの発表にもしっかりと耳を傾けさせ,自分たちが考えた式の違いを確認させ,互いに認め合い,賞賛しあう場を作りたい。
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