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小学生の時は単元が終わるごとに行われることが多かったテストが、中学生になると決まった期間や日程で行われます。
その分出題範囲が広くなるため、学ばなければならないことが多くなります。
初めての中間テストはどのように対策したら良いのかわからないという中学生も多いですが、毎日の予習・復習をしっかりやっていれば恐れることはありません。
この中学生の最初の中間テストを乗り切れるかどうかで今後の中学生活が変わってくるとも言われていますが、その理由を見ていきます。
1-1.学習進度の把握
中学生になると小学生の時とは授業や学習スタイルが変わりますが、中間テストはそうした変化に自分が対応できているのかという判断基準になります。
中間テストの点数がすべてではありませんが、中学生になってからしっかり勉強ができているのかどうかの評価方法としても有効だと言えるでしょう。
1-2.今後のモチベーションにつながる
初めての中間テストの結果が良かった中学生は、自分の学習成果を実感することができ、この学習方法で間違っていなかったのだという自信を得ることにつながります。これからの中学生活にも自信を持って取り組むことができるでしょう。
一方で、中間テストの点数が悪かった中学生も、学習時間の不足や方法を再確認することができ、今後の勉強に対するモチベーションを高めることにつながります。
いずれにしても中間テストの点数が良かったから勉強しなくてもよい、悪かったからもうダメだというような逆の意味での決めつけをしないようにしましょう。
ほとんどの中学生は、入学時に年間行事予定表が配られているはずです。こちらを元に、1年間の中間テスト、期末テストの日程をカレンダーに書き込むなどしておくことをおすすめします。
2-1.中間テスト対策を始めるのはいつから?
もちろん中学校にもよりますが、初めての中間テストは大体5月中旬に始まることが考えられます。
入学したばかりのあわただしさの中でちょうど疲れも出てしまう頃ですが、早い人で4月中、遅くともゴールデンウィークには中間テストを意識した勉強をしていきたいところです。
2-2.中間テスト対策は何から始める?
早めに対策を始める場合には、まだ授業で出題範囲が終わっていない可能性が高いです。
それでも中学1年生の初めての中間テストなら、入学後に習った部分は必ず含まれるので、最初から一通り見直していきましょう。
入学直後はどの教科もガイダンスのような内容が多くそれほど授業も進んでいないこともあるため、初めての中間テストは範囲が狭く点数が取りやすいです。
授業の予習・復習を確実にやっておきましょう。
中学生が中間テストで高得点を取るための具体的な勉強方法を見ていきます。
3-1.中間テストの傾向を把握する
中間テストの範囲を把握することはもちろんですが、どのような出題方法があるのか知ることも大切です。
同じ教科でも先生によって出題の仕方が異なるので、できればはやいうちから勉強方法や出題傾向など、先生に直接質問できる関係性を築いていきたいものです。「何が出題されますか?」ではなく、「勉強方法を教えてください」「どのような解答形式なのですか?」のように聞いてみましょう。
先生に質問することが難しい場合は、先輩など経験者にどういった問題が出されるのか確認できるとベストです。
3-2.学習計画を立てる
中間テストのために何をどの程度勉強するか計画しましょう。初めての中間テストであれば、テスト1週間~10日前の計画をたてておくとよいでしょう。
日頃の予習・復習をしっかりやっている中学生なら、中間テストのために特別多くの時間を割くことは必要なくなりますが、理解が足りていないという場合には苦手な部分に集中して取り組む時間が必要となります。
特に英語と数学は積み上げ教科のため、毎日の学習を少しずつやって、テスト前にあわてないようにするのが肝心です。
3-3.問題を解いてみる
中学生の初めての中間テストの場合は、どのような問題が出るのかわからないことが多いですが、同じような範囲で作成された模擬試験などを解いて、問題に慣れることも重要です。
知識はあっても出題方法が変わると対応できないことも多いからです。
中学生が中間テストで高得点をとるためには学校の授業以外でもコツがあります。
4-1.睡眠と食事をしっかり取る
睡眠不足や栄養不足で中間テストの成績に影響が出る中学生も多いです。テスト前に限らず規則正しい生活リズムを保ち、睡眠や食事をしっかりとることが大切です。
4-2.参考書や問題集を活用する
まずは、学校で配布されている問題集をしっかりやり込むことが大切ですが、学校の学習内容だけでは取りこぼしが出ることがあります。
出題範囲の隅々までしっかり教えてくれる先生もいますが、限られた時間内では重要事項だけで終わってしまうこともあるからです。
その結果、中間テストで「これ習ってない!」というようなことも出てくる可能性があります。また、日々の学習では慣れていない、文字数の決められた文章で解答するような問題も出題されます。
このような取りこぼしを防ぐためにも、教科書ぴったりトレーニングを活用するのがおすすめです。
教科書ぴったりトレーニングは教科書の内容に完全準拠しており、教科書の単元と並びが同じなのが大きな特徴です。
問題の解き方や単元の詳しい解説はもちろん、基礎問題や応用問題も収録されています。確認テストも付いているため、中間テストの範囲を余すことなく学習できます。
このように、中学生の初めての中間テストは入学後の忙しい日々の中ですぐに行われてしまうため、しっかり対策を取ったかどうかで差が付きやすくなります。
しかし、「しっかり対策すれば高得点を目指せる」ということになるので、ぜひ高い目標をもって取り組みましょう。
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