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大学受験で成功するためには、受験勉強を始める時期がとても重要になります。
大学で学んでいきたいこと・なりたい職業など自分の夢を実現するためにも、早い時期から大学受験対策を行っていきましょう。
本記事では大学受験対策を始める時期や、具体的な勉強方法について紹介します。
大学受験の対策はいつから始めたらよいのかという疑問に対する答えはズバリ、高校1年生からとなります。
中学生が公立高校を目指す場合、内申点である程度決まってくることもありますし、直前まで受験対策をしなくても問題ないケースもあります。
ただ、大学受験となると話は別です。
「3年後には大学に行くんだ!」という思いを漠然とでも持っているのなら、高校1年生からしっかり対策していかなければなりません。
大学受験対策を高校1年生から始めた方が良いとは言っても、何から手をつけたらよいのかわからないという場合には、以下のことを念頭に勉強していきましょう。
2-1.各科目の基礎固めに参考書などを活用
各大学で入試問題は異なるものの、もちろん基礎力がなければお話になりません。
中学時代に苦手だった科目はもちろんのこと、高校の授業では日々の学習の振り返りが大切です。
授業を聞いただけでスッキリ理解できれば良いですが、わからないところを補うには参考書や教科書ガイドがおすすめです。
初めから難しい問題集に取り組むのではなく、教科書に書いてあることをしっかり身につけることを意識して基礎を固めていきましょう。
できれば復習だけでなく予習も取り入れていくと効率がアップします。
2-2.塾や予備校などの選択
高校で日々の授業についていけない場合は別として、大学受験対策としては2年生〜3年生で塾や予備校に入るのか、通信教育を始めるのか、それとも独学でいくのかという選択に迫られることになるでしょう。
高校1年生のうちにどのような学習スタイルで取り組むのか選択しておきましょう。
2-3.文系か理系かの選択
高校に入学したての頃はまだわからないと思いますが、2学期から3学期ごろには自分の得意科目を見極めておくことをおすすめします。
高校によっては2年生から文系コースと理系コースに分かれて授業を行うことがあるほか、志望校の学部がどちらになるのかも重要なポイントになります。
もし可能であれば、文理の選択だけでなく志望校もいくつか候補を挙げておくと目標意識をもって勉強に取り組めるため、1年の終わりまでには模試などを受けて目安を見ておきましょう。
高校1年生は、まず学校の授業にしっかりついていくことが大切ですが、大学受験を意識した場合の勉強法は以下になります。
3-1.スケジュール管理をしっかりする
高校1年生の場合、入学したての1学期はまだ学校に慣れるのに精一杯かもしれません。また、部活をやっている場合は夜遅くまで帰宅できないこともあるでしょう。
このような中では、大学受験を見据えてしっかりと勉強時間を確保していくことが重要です。
1日の流れを見ていつ勉強時間が取れるのか、疲れていても必ず机に向かう習慣をつけましょう。復習が難しい場合は、短時間でも予習をしてみましょう。
教科書の次の授業の該当箇所を読むだけでも、授業の理解度が変わります。最近は動画授業がついた教科書や参考書もあるので、授業でどうしてもわからなかったところは動画で確認するのも方法です。
3-2.隙間時間を活用する
高校への通学は電車やバスなどの公共交通機関を使用するケースがほとんどとなるため、行き帰りは貴重な勉強時間になります。
通学に時間がかかる、部活が忙しく、家で勉強する時間が無いという人は特に、移動時間にできるだけ集中して勉強するのがおすすめです。
3-3.苦手科目を作らない
高校1年生のうちはとにかく授業の内容をきちんと理解するのが最重要ポイントです。1年で苦手科目を作ってしまうと2年以降では受験勉強をする余裕がなくなってしまうからです。
主要3教科の科目ごとの対策を見てみましょう。
国語は、あらゆる科目の問題文を読む上で大変重要です。
長文の中で重要な箇所を見つけ、どんなことを言おうとしているのかをまとめる練習をすると読解力や要点をまとめる力をつけることができます。
数学も中学の内容が理解できていなければ、高校では余計にわからなくなります。中学の内容を完璧にした上で、日々の授業は取りこぼさないよう復習しましょう。
英語は本来コミュニケーションの手段なので、興味を持つことが第一段階です。日常で英語の歌を聴いたり字幕なしで映画を見たりして、まずは習うより慣れろを実践しましょう。
その上で、大学受験に出題される長文がしっかり読めるよう、教科書ガイドなどを使って確実に理解したいです。
高校に入ると勉強の内容も一段とレベルアップするので、日々の授業だけで大変という人も増えてきます。
そのため、あとから対策しようと思っても、追いつかない可能性が高いことは否定できません。
高校入学後できるだけ早い段階で自分の進路を決め、それに向かって勉強した人と、そうでない人で違いが出るのは明らかです。
基礎固めを基本としながら、着実にステップアップしていきましょう。
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