シェアする
1-1.まずは学習環境をととのえる
学習習慣を身につけるためには、学習環境をととのえることが重要です。子供が落ち着いて学習できる環境を見極めましょう。落ち着くのであれば自室でもリビングでも構いません。
リビングで学習するのであれば親御さんも見守れるので安心です。ただリビングの場合はテレビをつけると集中力が落ちてしまうので、学習する時間だけはテレビを消すなどの配慮が必要になります。
1-2.学習しやすい時間を見つける
自宅学習に集中するためには、場所だけではなく時間も大切です。学校から帰宅直後が勉強しやすい子供もいれば、入浴後が集中できる場合もあります。
また朝のほうが落ち着くのであれば早朝から勉強するのも良いでしょう。学習しやすい時間帯を見極め、好ましい時間帯に自宅学習ができるように見守ってあげるのがベストです。
2-1.最初から大きな目標はもたない
最初から「毎日絶対4時間勉強する」などといった、ハードルの高い目標を設定するのはおすすめできません。大きな目標を立ててもクリアできない可能性が高くなるからです。
目標を達成できないと「どうせ頑張ってもダメだ」と落ち込んでしまいます。まずは小さな成功を積み重ね、「やればできる」という経験を何度もすることが大切です。
2-2.具体的で小さな目標を設定する
「1日10分決まった場所で勉強する」「教科書や問題集を1ページ分勉強する」「テストで間違った問題をもう一度解く」など、具体的で取り組みやすい目標を設定します。そして一度決めた目標は、同じ場所、同じ時間帯で習慣化することが重要です。
最初は勉強のクオリティーを厳しく問わないようにしましょう。学習習慣のない子供に「もっと勉強しなさい」と叱ると萎縮し、学習習慣を身につける前にやる気がなくなってしまいます。言葉かけの内容も重要です。
2-3.得意科目から勉強する
学習習慣がないとなかなか机に向かって勉強しようという気持ちになれません。そのため得意科目から勉強を始めるのが無難です。
得意科目であれば教科書や問題集を開くのに抵抗がありませんし、学習習慣を身につけていけば苦手教科にも挑戦する心のゆとりが生まれます。また得意科目から始めると勉強もはかどりやすいのでおすすめです。
3-1.毎日学習した成果を残す
学習習慣を身につけるためには、毎日どれだけ勉強したのかを目で見てわかるように書き残しておきましょう。カレンダーに「15分勉強した」や「算数の教科書を2ページ勉強した」など書き残しておくとどれだけ頑張ったかが一目でわかります。
また学習習慣を身につければテストの成績にも良い影響を与えるはずです。「これだけ頑張ったからその成果がでた」と実感するためにも、学習の足跡を残しておきましょう。
3-2.問題集なら学習の足跡が見える
市販の問題集で自宅学習を進めることには、どこまで問題集に取り組めたか頑張りをすぐに確認できるといったメリットがあります。
そこでおすすめしたいのが「教科書ぴったりトレーニング」です。今使っている教科書の内容をもとに参考に構成されているので、単元の名前も並びも同じになっています。さらに教科書の内容を丁寧に解説しているので、教科書を読んでもわからないときに役立つ内容になっています。
3-3.がんばり表で意欲がわく
教科書ぴったりトレーニングにはがんばり表とぴったりシールが付属しています。学習した範囲にシールを貼ることで「ここまでがんばった」と一目見て学習の足跡がわかり、やる気もアップします。
シールを貼ることも、とくに小学生の低学年や中学年には楽しいものです。問題集の進み具合がわかれば満足感も得られます。
4-1.習慣化することで学習に抵抗感が少なくなる
学習習慣を身につけると、勉強することに抵抗感が少なくなり自主的に勉強ができます。「自宅学習」と聞くと苦手意識をもつ子供もいますが、自然に机に向かい決まった時間に決まった量の勉強をする習慣があれば「イヤイヤ勉強している、無理に勉強させられている」といったマイナス感情が湧きにくくなります。
一度学習習慣が身につけば小学校から中学校、高校へと進学しても学習習慣が維持でき、さらに社会人になって仕事の勉強をするときにも心理的な抵抗感が少なくなります。
4-2.自信がつく
毎日コツコツ自宅学習を積み重ねることで「毎日30分、算数の勉強を続けた」「頑張ったからテストで100点がとれた」などの成果が、目に見えて出てくれば大きな自信につながります。
たとえすぐに成績が上がらなくても、勉強したノートの量を見れば「ここまでできた」と頑張りを確認でき、勉強以外のスポーツや趣味に打ち込むときも「あれだけ頑張ったのだから、きっとできる」と自信につながるはずです。
参考記事:【小学生】冬休みにこれだけは押さえておきたい勉強方法
参考記事:【小学生】新学年からスタートしたい!基礎力を身に付けるための勉強方法
参考記事:小学生の勉強法で、やってはいけないこととは?
参考記事:【小学生】苦手な科目を一から総復習するための方法とは?
この記事を読んだ方に
おすすめの問題集