【小学生】冬休みにこれだけは押さえておきたい勉強方法

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目次

2022.10.19

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1.まずは自宅学習を習慣化する

1-1.まずは学習習慣を身につける

冬休みは毎日まとまった学習時間を確保できます。学習習慣のない子供にとっては、毎日コツコツと勉強をすることで学習する習慣を身につけることができる期間です。
「毎日宿題をしているから学習習慣は大丈夫」と考えてしまうかもしれませんが、学習量が増える小学校中学年~高学年になると宿題をこなすだけでは不十分です。

1-2.場所や学習時間を決める

学習習慣をつけるためには、まず「学習する場所」と「学習する時間」を固定することが重要です。学習する場所は自室の机でもダイニングテーブルでもどこでも構いません。子供が落ち着ける場所であれば、なおよいです。
また、勉強する時間帯も重要です。夕食後に30分勉強する、お風呂に入ったあとに勉強するなど時間帯を決めることが習慣化のコツになります。勉強する場所も時間も日によってバラバラにしていると習慣づけることが難しくなってしまいます。

1-3.習慣化することの意義

学習習慣が身につくといくつかのメリットが期待できます。まず、毎日コツコツ学習することで知識が積み重なり、学力の向上が望めます。
また、「毎日きちんと学習している」という実績により子供も自信がつくでしょう。毎日コツコツ勉強することが習慣化すれば学習することに苦手意識がなくなり、さらにテストで良い点数がとれれば勉強がますます楽しくなります。

2.小学校中学年以上に必要な「学習計画」

2-1.小学校低学年は保護者のサポートを

小学校低学年のうちは、自分の意思と行動で学習計画をつくることが難しいため、保護者の方が学習の内容をチェックしてあげましょう。
また、低学年は「読み書き・計算」など基礎的な部分をしっかり固めることが大切です。もし苦手な子供がいれば、親御さんがしっかりサポートしてあげましょう。
時間の空いたときに学習の進捗をチェックし、わからないところは一緒に考えて苦手科目の克服をサポートします。同時に毎日の学習を定着させることができればベストです。

2-2 小学校中学年に必要な学習計画

冬休みはまとまった時間が取れるため、苦手科目の復習ができます。ただし宿題にも取り組む必要があるため、宿題と復習の学習計画表を作成することが重要です。学習計画表といっても分刻みの細かいものは必要ありません。
午前中に1時間苦手教科を復習する、夕食後に宿題を1時間こなすなどの簡単な計画でOKです。計画通り勉強できているかどうか時々声をかけてあげる、わからないところは一緒に考えるなど、しっかりサポートができれば子供も心強いでしょう。

2-3.自主性が求められる小学校高学年

中学校への進学が近づいてくる小学校高学年では、自主性を育むことが大切になります。冬休みの前に学習計画表を作成し、それに従って宿題や課題、苦手科目の復習を行うことが重要です。
学校側で冬休み前に自主学習表を作成させるケースや、冬休みの宿題の一部として学習計画表を書くこともあります。高学年の場合は自主性を尊重し、保護者の方が細かく指示したり確認することは避けましょう。余計な反発を招く恐れがあります。時々勉強状況をチェックして「順調に進んでる?」程度の声かけにとどめましょう。

3.苦手科目を克服するための学習法

3-1.苦手科目の洗い出しを

冬休みは2学期のテストなどをふり返り、苦手科目や単元を確認できる期間です。一度間違えた問題をもう一度解いても間違える場合は「苦手単元」になりますし、その教科の成績が全体的に良くない、子供が苦手意識をもっている場合は「苦手教科」になります。
放置すると基本がわからなくなり、中学・高校と進学するにつれて学習についていけなくなってしまうかもしれません。小学校のうちに苦手科目や苦手単元を洗い出し、克服することがとても重要です。とくに基礎が大事な算数や英語は重点的に行いましょう。

3-2.算数が苦手な場合

算数に苦手意識をもつ子供は多いようです。国語は幼少期から絵本や児童向けのテレビ番組などで慣れ親しんできたものですが、算数は小学生になって初めて学習する科目なので、とっつきにくさを感じるケースも少なくありません。計算が苦手な子供には、計算ドリルなどを使い根気強く復習するのが一番です。
計算の方法を確認し、ミスのないように確実に計算していくことで実力がついてきます。とくに苦手意識の強い子供には、本人が取り組みやすい計算ドリルにわかりやすい解説がついているものがベストです。

3-3.理科が苦手な場合

小学校中学年以降になると、理科の内容も複雑になってきます。人の誕生、電磁石の性質、振り子の動き、植物の発芽や成長、月の動きなど、身近なものから理解しにくい分野までさまざまです。ただ一度苦手意識が植えつけられてしまうとそれを引きずってしまうので注意しましょう。
まとまった時間がとれる冬休みにドリルなどを使い、何度も繰り返し学習することが重要です。月の動きや天気の動きなどは家族で学ぶことができるので、興味がもてるように協力しましょう。

4.全科ドリルの王様で効率よく苦手科目克服を!

4-1.苦手科目の克服は冬休みがチャンス

苦手教科を放置したままでは、学力の向上は望めません。時間がとれる冬休みの間に、苦手教科の克服をしましょう。苦手教科攻略には「何度も繰り返して学習する」反復学習が有効です。
また長時間学習することは小学生の場合むずかしいため、効率よく学習できる教材が理想的です。

4-2.全科ドリルの王様で効率よく復習を!

苦手教科や苦手単元克服、また総合的な理解力確認のために役立つのが「全科ドリルの王様」です。全科ドリルの王様には復習をサポートする大きなメリットがあります。

〔1〕全プリントが2回解ける
表面だけではなく裏面にも同じ問題が掲載されているので、一度間違えても再度復習し、もう一度同じ問題にトライできます。間違えた問題を重点的に復習することで効率的な学習を実現します。冬休みに表面を、春休みに裏面を使う方法もあります。

〔2〕一回の学習時間は15~20分
長時間集中するのがむずかしい小学生のために、一回の学習時間を15~20分に設定しています。ページを切り取ることができ、学習したいところから取り組むことが可能です。

〔3〕便利なデジタルサービスつき
ドリルだけでは理解できない部分も、学習サポート動画と併用で一気に理解が深まります。さらに小学3年生以上の場合には英語のリスニング音声をアプリで聴くこともでき、学習をしっかりサポートしてくれます。

〔4〕小学校1、2年生向けの付録
小学校低学年向けに「できたシール」を用意しています。プリントが1枚終わるごとにシールを貼ることができ、頑張りを目で見て確認できるのが魅力です。

全科ドリルの王様

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