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1-1.勉強しても結果がでない
定期テストや模試を受けても、頑張っただけの結果が得られないとどうしてもモチベーションが低下してしまうものです。頑張っても成績が上がらない場合は、努力の方向性が違っていることや効率の良い学習方法が実践できていないという原因が考えられます。
また学習の成果は短い期間であらわれるものではありません。テストの結果がでないときは、基礎的な知識がついているか、効率的な学習ができているか、などを考えてみましょう。
1-2.優秀な生徒と比べてしまう
定期テストや模試の結果が発表されると、クラスの優秀な生徒の成績と比較してしまい気持ちが落ち込むこともあります。しかし、目標は希望する大学に合格することなので、他人との比較は意味がありません。
優秀な生徒よりも志望校の合格ラインを目指して頑張りましょう。
1-3.学習環境が整っていない
大学受験のための学習に集中しようとしても、学習環境が整っていないこともモチベーション低下の原因になります。
・騒音の多い環境で勉強している
・一人で勉強していてもモチベーションがあがらない
・学習部屋が暑すぎる/寒すぎるなど環境が悪い
この場合、学習する場所を変更することで解決できます。騒音や室温などで学習が進まない場合は部屋を変える、またどうしてもうるさい環境であれば図書館など勉強しやすい場所で勉強するなどの方法があります。
図書館であればほかに頑張っている生徒がいる可能性もあり、頑張る生徒の姿を見ることでモチベーションが上がるかもしれません。
2-1.志望校のパンフレットやHPを見る
志望校のパンフレットや公式HPを見ることで大学入学後のイメージをしやすくなります。また、志望校のオープンキャンパスや団体見学や個人見学、学園祭などに参加してみると、より具体的にキャンパスライフがイメージでき、モチベーションもアップするはずです。
2-2.学習にメリハリをつける
ずっと大学受験のための学習だけに打ち込むことはできません。最初のうちはやる気があり勉強を始めたとしても、だんだん疲れてしまいモチベーションが低下することもあります。
心身共に疲れない程度の勉強時間に設定し、疲れたと思ったら無理をせずに休むことが大切です。また体調が悪いときに無理やり勉強する必要はありません。
2-3.志望校や模試の目標を宣言する
志望校や模試の目標を家族や友達に宣言することで、モチベーションが高まります。ダイエット宣言と似たところがありますが、一度外部の人に目標を伝えれば「後に引けない」といった気持ちになるでしょう。
目標を宣言することで家族の後押しや友達の協力も得られやすくなります。
2-4.体を動かす
じっと机に向かって勉強するだけでは運動不足になり、脳への血流量が下がってしまいます。「ずっと勉強して肩が凝った、目が痛い」などの症状がでたら、15~20分ほど周囲を軽く散歩したり、ジョギングしたりすると気分がスッキリします。
体を動かすことで脳への血流量がアップし気分もリフレッシュでき、モチベーションアップにも役立ちます。
3-1.勉強を日常生活に組み込む
学校から帰ったらすぐに2時間勉強する、入浴後に1時間勉強するなど、日常生活のなかに勉強時間を組み込み、ルーティンワーク化していくとはモチベーションの維持に効果的です。自然に机に向かう習慣をつけられるかが鍵です。
3-2.勉強の成果を残しておく
定期テストや模試の結果を残しておくことはもちろん、勉強で使用したノートや問題集、参考書などを残しておくと「ここまで勉強できた」ことを目で見て確認できます。
「ここまで頑張れたのだから最後まで頑張ろう」と大きなモチベ―ションになるはずです。
3-3.友達と励まし合う
仲の良い友達や同じ志望校の友達と励ましあって学習することもモチベーションを維持する鍵になります。
目標の合格ラインに向けて切磋琢磨できる仲間と励まし合いながら、また心配事の相談をしながら一緒に勉強に打ち込めることは大きな力になります。
4-1.心身ともに疲れているときは
心身共に疲れているときは、無理に勉強するよりもまずは疲労を取ることが先決です。ただ、勉強をする習慣自体は止めない方がよいので、1日に1時間でも苦手教科の基礎を中心に勉強する習慣をつけることがおすすめです。
いきなり「毎日問題集を30ページ消化する」というようなハードな目標は立てず、マイペースにできる範囲で学習しましょう。もちろん疲れたときは無理をせずに休む、睡眠時間をしっかり取ることが大切です。
4-2.勉強の方法がわからないときは
大学受験対策自体がわからずモチベーションが上がらないときは、先生や先輩、同級生にアドバイスを求めてみましょう。勉強の具体的な方法やスケジュール作成、学習環境など役立つ情報が得られるはずです。
ネットでも大学受験対策が多く発信されているので、成功体験なども含めて調べてみると参考例が見つかる可能性があります。
4-3.参考書や問題集の活用
教科書や学校で配布された副教材だけで学習が進まない場合は、書店で販売されている参照書や問題集も活用しましょう。
教科書の単元をわかりやすく解説した「教科書ガイド」は理解できなかった基礎部分を振り返る、基礎問題や応用問題に挑戦する、予習復習に役立てるなどさまざまな活用法があります。
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