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1-1.ゆとりをもったスケジュールを立てる
高校生になると学習範囲は広くなり、学習量も増加します。分刻みの細かいスケジュールでは実現しにくくプレッシャーにもなるので、ゆとりをもったスケジュールを立てるのがおすすめです。
優先すべきは夏休みの宿題なので、ひとつの宿題にかかる時間を計算して、スケジュールを立てましょう。夏休みの宿題が終わったら1学期の復習、さらにゆとりがあれば2学期の予習など優先順位をつけることも重要です。
1-2.生活リズムを崩さない
夏休みだからといって、午前中ずっと眠ってすごす、真夜中過ぎまでゲームをするなど、生活リズムが崩れるような行動は厳禁です。
2学期になると生活リズムを戻すのが大変ですし、ダラダラ過ごすと勉強するための時間を確保できません。できるだけ普段の生活リズムを維持できるよう心がけましょう。
1-3.勉強場所を決めておく
勉強する場所を決めておくと「今日はどこで勉強しようか」と悩むことがありません。もし外で勉強する方が効率的であれば、外出して図書館などを利用するのもよいでしょう。
図書館の場合は人の目があるため、さぼりにくいというメリットもあります。また、友達と一緒に勉強するのも悪くないのですが、雑談ばかりになる恐れがあるので、一人で勉強する習慣を身につけることをおすすめします。
2-1.高校1年生は1学期の復習を
高校1年生は1学期の復習をメインに勉強しましょう。高校の勉強についていけない場合は中学生の振り返りも大切です。学年が進むとどんどん難しくなるので、1年生の夏休みは基礎固めに力を入れましょう。
学校でもらった配布物や問題集、定期テストなどを確認し、できなかった問題を再チェック、解けるようになるまで教科書を復習し理解できるようにします。
数学や英語のような積み上げ型教科は、一度土台ができればどんどん学力が伸びるので、これらの教科が苦手な場合は夏休みがチャンスです。問題集は何冊も買わず、1冊を集中的に勉強します。
2-2.高校2年生は大学受験を念頭に
高校2年生になると、大学受験を意識して勉強することも大切です。もちろん1学期の復習は重要ですが、大学受験に向けてセンター試験の過去問をチェックしておきましょう。
すでに志望校が決まっている場合は、志望校の過去問のチェックをすることもおすすめです。文系であれば国語・英語を、理系であれば数学と英語を重点的に勉強します。
2年生の夏休みから大学受験を意識した勉強をすることでほかの生徒と差をつけることができます。
3-1.勉強時間を増やす
大学受験を控えた高校3年生になると、勉強時間も増やし、志望校合格に向けて力を入れなければなりません。勉強時間は夏休みであれば8〜10時間はとりたいところです。
志望校が決まっている場合は進学予定先がどの教科を重視しているかをチェックし、志望校の重要教科を中心に勉強しましょう。
3-2.受験生の勉強法は?
勉強方法は基本的に1、2年生のときと変わりません。問題集を使用して苦手科目、苦手教科、さらに志望校で重視されている教科を重点的に勉強します。
センター試験や志望校の過去問も活用し効果的に勉強しましょう。ただあまりにも間違いが多いと基礎的な部分がわかっていない場合があります。
その場合は、基礎から勉強し直し、勉強の方法を見直しましょう。記述式の問題は解答の確認が難しいため、2学期になってから担当の先生に個別相談することが大切です。
4-1.苦手教科は得点アップの源
まとまった時間のとれる夏休みは、苦手教科克服のチャンスになります。苦手科目克服には時間がかかるため、夏休みを利用するのがベストです。
じっくり腰を据えて復習することで得意科目へ変えていきましょう。苦手科目克服で得点アップが望めます。
4-2.「教科書ガイド」で復習
苦手教科の克服には教科書や1学期に配布されたプリントの振り返りや、問題集を使って実際に解けるか確認するなど、わからないところを何度も復習するのが一番です。
もし考え方や解き方がわからないときは、「教科書ガイド」を使って苦手科目や苦手教科を克服しましょう。教科書では説明されていない考え方も載っているので、自分でニガテ克服の学習をすることができます。
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