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1-1.小学生の学年別に必要な勉強時間とは?
小学生に必要な勉強時間は、学年×10〜15分といわれています。1年生であれば10〜15分、6年生になれば60〜90分と、まとまった時間を勉強に費やさなければなりません。
しかし、勉強時間よりも大切なことは、毎日コツコツと自宅学習を続け、勉強する習慣を身につけることです。まずは勉強時間よりも学習習慣を身につけることを優先しましょう。
1-2.勉強時間は徐々に増やすことが大切
平均的な勉強時間をチェックすることで、子供の自宅学習に必要な時間の目安がわかります。ただし、学習習慣のない子供の場合は、勉強時間の目安にとらわれる必要性はありません。
小学校6年生だからといって、いきなり1時間以上勉強させるのではなく、10分、20分と時間を延長させて、勉強時間を徐々に増やしていきましょう。
2-1.夏休みはまとまった勉強時間がとれるチャンス
夏休みはまとまった時間を勉強にあてられるため、普段の2倍の時間を勉強に費やすことが可能です。つまり、1年生なら20〜30分、6年生なら120〜180分です。
ただし低学年は長時間続けて勉強に集中することができないので、午前と午後にわけて勉強するなどの工夫が必要です。無理強いせず「ちょっと勉強してみようか」などの声かけをして、夏休みの勉強がしやすい環境を整えてあげてください。
2-2.まずは夏休みの宿題から取り組む
夏休みの場合はまず、学校から出された宿題を片づけることから始めます。
また、夏休みの宿題が終わった後は、1学期の復習をすることが大切です。学校で実施したテストを振り返り、できない問題を重点的に復習します。まとまった時間がとれるので、苦手教科の克服もしやすいでしょう。
3-1.勉強のスケジュールを立てること
夏休みはただぼんやり過ごしていると時間がどんどん経過してしまいます。
夏休みが始まる前や、始まった段階でスケジュールをたてることが大切です。「8月上旬までに学校から出された宿題を終わらせる」「8月中旬までに自由工作を終わらせる」などの大まかなスケジュールの流れを立てましょう。
理科の研究や読書感想文などの宿題も出されるため、きちんとスケジュールを立てないと、8月の終わりに焦ることになります。
あわせて、旅行や遊びに行くこともスケジューリングしておくと、学習へのモチベーションにもなるでしょう。
3-2.夏休みは苦手科目の復習もしやすい
夏休みは宿題以外に、苦手教科の復習も行いましょう。午前中に宿題をしたら、午後は苦手教科の勉強をするなど、どのように勉強するかスケジュールを立てておくと、スムーズに勉強ができます。
小学校低学年の場合は、無理に机に座らせるのではなく「ちょっと勉強してみようか?算数のわからないところはある?」と声をかけてあげましょう。
問題集を解いているところをジッと見たりせず、わからないところがあったら丁寧に教え、問題が解けたら素直にほめてあげることで、苦手教科の克服につながります。
4-1.学習習慣がつくと自然に学力がアップ
小学生から勉強する習慣ができれば、中学、高校と進学するうちに、自然に無理なく学力が身につきます。
ただし小学生が一人で勉強するには、教科書だけでは難しいかもしれません。問題集や参考書を使用することも大切です。
4-2.夏休みは学習スタイルに合った問題集で効率的に勉強
小学生向けの「教科書ぴったりトレーニング」は各教科書に対応した「教科書準拠版」の問題集です。
教科書を参考にした問題集で、教科書の単元を丁寧に解説しているので、授業で理解できなかった部分を一人で復習することが可能です。イラストや図解で丁寧に解説しているので、要点や重要項目をつかみやすく、さらに確認するための「確かめのテスト」もあるので、無理なく学力をアップさせることができます。
もちろん1学期の復習や2学期の予習としても使えます。復習するべきポイントやニガテがはっきりしているときに効果的な問題集です。「教科書ぴったりドリル」も教科書準拠版のドリルですが、こちらは、さらにコンパクトにまとまっていますので、クラブ活動や行事が忙しくて夏休みもなかなか時間がとれない小学生に向いています。
いっぽうで、復習ポイントがはっきりしないときや、とにかくざっと復習したいときは、5教科を網羅している「全科ドリルの王様」や「カスタムスタディガール」で、広く復習しておくのも夏休みの有効な復習方法です。
参考記事:【小学生】新学年からスタートしたい!基礎力を身に付けるための勉強方法
参考記事:【小学生】苦手な科目を一から総復習するための方法とは?
参考記事:【小・中学生】苦手な図形問題を克服するコツ
参考記事:【2021年版】教科書準拠版商品を購入する前に知っておくべきこと
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