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1-1.春休みに1年の総まとめを
春休みや夏休みなどまとまったお休みの期間は、自宅学習に最適なタイミングです。とくに春休みは1年間の総仕上げにピッタリ。
次年度の勉強(予習)をしておきたい気持ちはあっても、まずは1年間の総まとめから始めるのが無難。なぜなら基礎がわかっていないと、その上に新しい知識や技能を積み上げることができないからです。
「数学でわからないところがあった」と不安なまま進級すると、翌年はさらに学習内容が理解できなくなり自信を失うことも。まずは1年間の振り返りが大事です。
1-2.総まとめの前に片づけておくこと
1年間の総復習の前に、まずは学校から出された課題や宿題、レポートなどを最優先で仕上げましょう。
新学期にこれら課題を提出できないと「学習意欲に問題がある」ととられ、教師からの心証が悪くなるかもしれません。
内申点などにも関係してきますので、まずは学校から出された課題を片付け総復習を。
1-3.参考書や問題集も参考に
過去1年の定期テストの内容を見直し、どうしても解けない問題は苦手単元で間違いありません。
教科書の内容が基本から理解できていない可能性が高いため、教科書とノート、クラスの配布物だけではなく、参考書や問題集を使って重要ポイントをしっかり押さえるのが最優先です。
2-1.カレンダーに優先事項を記入する
春休み期間にスムーズに自宅学習するためにはスケジュールが大切です。大雑把でも構いませんのである程度のスケジュールを作っておきましょう。
カレンダーに春休み期間を設定し、部活や郊外活動、習い事、旅行などイベントがあれば優先的に書き込みます。それ以外の空いた時間は学習に使えますので、まずは優先的に学校の宿題や課題を終わらせるためにスケジュールを埋めていきます。
2-2.勉強する時間帯を決める
中学生が集中できる時間は限られています。丸一日ずっと集中するのは大人でも困難ですので、最初に勉強する時間帯を決めましょう。
起床後の約2時間は脳がリフレッシュし集中しやすいといわれているため、午前中に集中的に学習するのがおすすめです。もちろん「午後の方が学習しやすい」「夜間の方が静かで集中できる」など生徒の個性や好みもありますので、ベストな学習時間を決めてその時間は必ず机に向かうよう習慣づけを。
2-3.夜更かしは厳禁
勉強に集中するあまり就寝時間が遅くなり睡眠時間が短くなると、その弊害があらわれます。
睡眠不足は起床時間が遅くなる(生活リズムが乱れる)、食欲不振、昼間の眠気、集中力低下、イライラ、多動、肥満リスクなどさまざま考えられます。
勉強以外にもスマホやゲーム、漫画などの娯楽により睡眠不足にならないよう、新学期に向けて生活リズムを整えましょう。
3-1.英語と数学は要注意
中学主要5教科のなかでも数学と英語は要注意です。この2教科は基礎からコツコツと知識を積み上げていくタイプの典型的積み上げ型教科となります。
もしこの2教科が苦手なら優先的に復習を。この2教科が苦手な生徒も少なくないため、英数の成績があがると一気に順位をあげることができます。
3-2.定期テストの振り返りは必須
過去1年間の定期テストを解きなおし、どうしても解答できない問題にしっかり取り組むことで学力がアップします。
とくに積み上げ型教科は、最初の単元からつまずいてしまうとその先の単元もスムーズに理解できません。「どこの単元が理解できていないのか」を確認し、教科書やノートの内容、参考書などをチェックして基礎から理解しましょう。
4-1.短時間から自宅学習の習慣を
学校の授業だけで学習内容を理解しようと思うと、かなり大変です。一度授業を聞いただけで学習内容を100%理解できる生徒はほぼいませんので、自宅での予習・復習が必要になります。
小学生の頃に自宅学習の習慣がないまま中学に進学したのであれば、春休みは自宅学習を習慣づけるチャンス。1日30分からでも構いませんので、決まった時間に机に向かう習慣をつけましょう。
朝食後や入浴後などは勉強しやすいタイミングです。まずは習慣をつけ、徐々に時間を増やしていけば大丈夫です。
4-2.自宅学習をスムーズにする参考書とは?
自宅学習では教師からのサポートが期待できません。そこで有効活用したいのが参考書です。中学生は、まず教科書の内容をしっかり理解することが基本。
そこで教科書完全準拠の「教科書ぴったりトレーニング」と教科書を併用するのがおすすめです。教科書ぴったりトレーニングは教科書の単元名やならびが一緒なので、スムーズに取り組むことができます。
基礎チェック(要点解説)から始まり、練習問題、応用問題と無理なくステップアップできるので、苦手教科克服にも最適。動画授業を無料で視聴できるサービス(要登録)もあるので、ぜひ活用してください。
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