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1-1.部活、バイト、学校行事…高校生は多忙
高校生は部活動や学校行事、バイト、習い事、友達とのSNSや動画サービス視聴など趣味の時間等々、忙しいと感じることが多いようです。
とくに運動量が多く長時間続く部活や帰宅に時間がかかる生徒の場合、帰宅後に疲れてしまいお風呂に入って自室でリラックスしていたらそのままウトウト。
気がつくと朝になることも珍しくありません。「勉強したくても時間がない」と焦ることもあります。
1-2.思い切って早朝に勉強する
「帰宅後は疲れ果てて勉強できない」ときは、きっぱり眠ってしまうのも一つの方法です。その分早起きして早朝に1~2時間勉強する時間を確保すると、スッキリした気分で勉強できます。
脳は朝起きてから2時間(特に朝食後)は集中力が増し、作業効率があがるゴールデンタイムと呼ばれています。眠いのをこらえて深夜にダラダラ勉強するよりずっと効率的かもしれません。
1-3.量より質を重視する
部活などで多忙な場合は、勉強できる時間が大きく制限されます。
そこで「勉強できる時間は1時間半だけ」と勉強できる時間を最初に設定し、その時間に集中して勉強する方法が有効です。効率的な学習のためには…
1・教科書やノート、配布物、参考書などの準備を迅速に準備する
2・室温や湿度などを調整する
3・テレビの音など騒音のない集中できる環境を整える
上記のような点に配慮しましょう。
2-1.定期テスト見直しで実力チェック
過去に受けた定期テストはきちんととっておき、学年末に再度見直しましょう。基礎的な部分がわかっていない問題は再び間違えてしまうもの。
間違った問題を確認することで今の実力を確認できますし、間違った問題をピックアップして基本に戻って復習しなおすことも重要です。
過去1年分の定期テストを解きなおすと短時間で学力がチェックでき、効率的に復習できます。
2-2.配布物もしっかりとっておく
クラスで配布された資料やプリントなども、定期テストの解答用紙同様きちんと保管しておきましょう。先生によっては教科書の重要点をプリントにまとめて配布してくれることもあります。
時間効率を高めるにはクラスの配布物を利用する、テスト前に「この項目が重要」と言われたポイントを振り返る、クラスで購入した資料を使うなどの方法が有効です。
3-1.チリも積もれば山となる
多忙でまとまった時間がとれない高校生は、すき間時間をムダにせずしっかり活用しましょう。たとえばバスや電車で通学しているケースで考えてみましょう。
もし片道20分かかるのであれば1日往復40分の学習時間をひねり出すことができます。授業の休み時間を使えば1日1時間前後の学習時間がありますし、帰宅後もお風呂に入っている時間、食事の時間に勉強することである程度まとまった学習時間を確保できます。
実際にトイレの壁に公式や英単語などを貼って勉強している生徒もいます。
3-2.繰り返し記憶する
人は一度聞いたことを完璧に覚えることはできません。何度も覚えなおすことで学習内容を記憶に定着させることができます。
すき間時間では暗記を主体にする勉強がメインになるため、優先的に覚えたいことを何度も繰り返し覚えることで学習効率もぐんとアップ。すき間時間を活用すれば暗記主体の教科に有利なのです。
4-1.参考書を何冊も買わない
教科書だけでは理解できない部分もあります。そんなとき参考書や問題集を購入して勉強するのは良い方法です。ところが何冊も参考書を購入すると以下のようなデメリットがあります。
1・どの参考書から勉強すればいいのか判断できない
2・参考書からの情報が多すぎて頭の中が混乱する
3・時間がない生徒にとって山積みの参考書はプレッシャーの元
4・使わないままの参考書はムダになる
参考書が必要だと判断されるときは本をあれこれ購入せず必ず1冊から始め、本の内容をしっかり理解するのが一番です。
4-2.教科書の内容に沿った参考書を使う
参考書はさまざまな出版社から販売されており、書店で参考書をチェックすると「どれを選べばいいのか」迷ってしまいます。
そんなとき役立つのが教科書の内容に沿った参考書です。「教科書ガイド」は教科書の誌面を参考にして構成されているので、教科書と並べて学習することができます。
教科書の重要ポイントや教科書の問題の解き方がすぐにわかるので、復習はもちろん予習にも活用可能。丁寧でわかりやすい解説なのでスムーズに学習が進みます。
参考記事:【高校生】基本はやっぱり教科書!教科書を活用した勉強のメリットとは?