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1-1.高校入試は中学生活の総決算
高校入試は「中学で学んだ学習の総まとめ」と考えてよい大きな試験です。でもだからといって中学校3年生で学んだ単元だけが出題されるものではありません。
実際に高校入試の問題を分析してみると、中学1・2年で学んだ内容が約7割出題されています。「受験勉強は中学3年から頑張ればいい」と呑気にかまえていると、終盤になってかなり焦ることに。高校受験は中学1年生からの学習にかかっています。
1-2.付け焼刃では対応できない教科も
数学と英語は究極の積み上げ型教科ともいわれています。小学校で計算が苦手な生徒がいた場合、中学校で1次関数や2次関数の学習がスムーズにすすむでしょうか?関数がわからなければ高校の微分積分も理解できませんし、さらにむずかしい問題や単元はお手上げでしょう。
英語も基本となる文法が頭に入っていないと英文をしっかり読みこむことができず、文法問題や長文問題には歯が立ちません。基礎をないがしろにするとこの2教科は大変なことになります。
1-3.独立型教科にも勉強する時間が必要
独立型教科といわれる社会や理科、国語はどうでしょうか?中学の理科はおおざっぱに「物理・化学・生物・地学」の4つに分類されます。それぞれの単元は独立しており、なにかがなにかの基礎になっているものではありません。
独立型教科ならやる気さえあればすぐに高得点が得られます。ただ中学の学習範囲はかなり広いので一夜漬けでの高校受験対策は不可能です。
2-1.新型コロナ流行で長引いた休校期間
2020年は新型コロナウイルスの流行拡大により、安倍首相(当時)の要請により3月から全国一斉休校がはじまりました。休校期間は最長3か月にもおよび、生徒の学校生活に大きな影響を与えたのです。
6月からの分散登校期間に対面とオンライン授業を組み合わせて遅れを取り戻そうとした学校もありましたが、休校期間の学習の遅れは生徒やその親御さんにとって深刻な問題となりました。
2-2.自主学習が必要だった休校期間
新型コロナウイルス感染拡大によって大きな影響を受けた多くの学校。少しでも授業の遅れを取り戻そうとオンライン学習をすすめる学校もありましたが、基本的には自宅学習がメインでした。
授業が受けられない時期は、生徒にとって学習しやすい環境をととのえるのはもちろん、教科書の内容をわかりすく解説したワークブックや参考書があると便利。
3-1.駆け足だった単元を復習する
新型コロナウイルスの流行により十分ではなかった授業数。駆け足だった単元がしっかり定着しているのか、該当部分をしっかり復習することが大切です。
定期テストを受けていれば間違った問題を重点的にやり直す、単元の内容がわからないときは教師や同級生、家族に聞くなどしてしっかり理解する必要があります。
3-2.中学1、2年生の内容を復習する
中学1、2年生で学んだ学習内容も高校受験に多く出題されるため、中学3年生であれば1、2年生の学習内容を復習する必要があります。主要5教科の教科書を開いて1年生から復習するのが一番確実ですが、3年生の学習と並行するにはあまりに時間が足りません。
過去の定期テストの間違えた部分をやり直す、高校入試の過去問を解くなどポイントを押さえた効率的な学習方法を実践しなければなりません。より効率的な高校受験対策のために、中学1、2年の復習専用のワークブックを使うのが一番です。
4-1.たった10日で中学1、2年生の復習ができる
「中1・2年の総復習」は、たった10日で中学1、2年生の学習内容を総復習できる問題集です。高校受験前に利用すると効率的な復習が可能になります。
「中1・2年の総復習」の内容は「ステップ1」「ステップ2」「高校入試準備テスト」の3段階構成。「ステップ1」は入試につながる重要事項を厳選し、わかりやすい解説と練習問題が掲載されています。基礎部分をおさえた上で「ステップ2」にチャレンジ!知識がどれだけ定着したかが確認できます。
4-2.高校入試準備テストに挑戦
問題集の内容をひと通り終えたら、つぎは実際に出題された公立高校の問題集に挑戦しましょう。高校入試は万全の対策をしても不安がつきもの。
実際の過去問にチャレンジすることで自分の実力がはっきりわかりますし、出題傾向なども見えてくるはずです。
4-3.「サクッと確認シート」で最重要点をチェック
「中1・2年の総復習」には各教科に最重要点を一目でチェックできる「暗記シート」がついています。
数学は重要公式や問題を解くコツ、英語では語順(文法)や前置詞の使い方、国語は入試にでやすい慣用句やことわざ、四字熟語など、しっかり覚えておきたいものばかり。高校入試直前まで役立つ内容です。
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