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1-1.中3秋までにすませておきたいこと
中学3年生になると高校受験もいよいよ本番。とくに部活動を引退する夏休み前から学習スケジュールを練り、貴重な時間を無駄にしないためにも夏休みは中学1・2年の総仕上げをしたいところです。
高校入試で出題される問題の約7割は中1・中2の学習範囲。基礎的な部分をおろそかにしないためにも、中3の夏休みは基礎部分の総仕上げをおこないましょう。
1-2.中3秋は中3の範囲を復習する
中3の2学期は1年間学習した範囲を総復習する時期です。来年の高校受験まであと約半年と時間も限られてきますので、平日は短い時間であっても中学3年生の学習範囲を振りかえり、解けない問題をあぶりだして弱点を攻略しましょう。
1-3.高校入試を意識して模擬テストを受ける
学校でおこなわれる定期テストと実際の高校入試では受験会場の雰囲気が大きく変わってきます。雰囲気に飲まれて、また高校入試問題を前に緊張して本来の実力が出し切れない生徒がいるのも現実です。
そこで少しでも高校入試に慣れるために、模擬テストを受けておくのがおすすめです。中学校で実施することもありますが個人で受けることもできるため、活用しておきましょう。
2-1.受験まであと半年!もう時間がない
中3の2学期ともなると、高校受験まであと半年足らず。「もう時間がない」と焦ってくるのも当然です。けれど受験までまだ半年あると考えればできることはまだまだあるはず。
もし中1・中2の学習範囲を復習できていなければ今からでも遅くありません。問題集を使って苦手教科を重点的に復習し弱点克服しましょう。残り半年、苦手教科の復習に充てることで得点アップを目指します。
2-2.暗記が必要な教科は一度に丸覚えしない
社会や国語の漢字など、暗記が必要な教科を攻略するには「一度に一気に覚えるやり方」では通用しません。そのときは一時的に暗記できたとしてもすぐに忘れてしまい、体系的な知識にならないまま消えてしまいます。
暗記するだけではなく、用語を理解したり全体的な流れを把握することです。覚えたら確実に思い出すためにテストに挑戦し、さらに教科書を振りかえり全体像を頭のなかに入れると確実に暗記できます。一時しのぎの丸暗記ではなく、全体を俯瞰しながら学習すると覚えやすくなります。
参考記事:高校受験のための勉強法
3-1.数学と英語は基礎力が問われる
高校受験の教科のなかでも、数学と英語は基礎の積み上げが大事です。中学3年生になると数学では二次関数の問題が出題されますが、これは中学2年生で学ぶ一次関数の解き方がわかっていないと解答することはできません。
さらに一次関数は小学校の頃にならった比例とリンクしています。つまり小学校の基礎の上に、中学1年、2年、3年の学習が積み上がっているのです。数学が苦手な生徒は小学校の内容からアヤフヤになっている可能性があります。
3-2.英語は文法が大事
英語も基礎力が重要になる教科です。英語は日本語のように「てにをは」がありません。それなのに英語話者はお互いスムーズにコミュニケートできます。これは単語をどの位置に置くかが厳密に決まっているから。
つまり語順をしっかりマスターすれば(文法を理解すれば)文章の読み書きはもちろん。聞き取りやスピーキングも格段に上達します。ところが文法はもちろん、中1で学習するBE動詞と一般動詞の区別がついていない生徒は英語学習の基礎から躓き、英語が苦手教科になるケースが少なくありません。
3-3.基礎を徹底的に固める
数学や英語は基本がわかっていないと、どれだけ難しい法則や英単語を覚えても意味がありません。この2教科は単純な暗記ではまったく歯が立たないため、成績が伸び悩んでいるなら一度基礎に帰って勉強しなおすのが一番です。
英語の場合は英文法を意識すること、さらに一般動詞とBE動詞の区別、一般動詞とBE動詞を一緒に使わない(現在進行形を除く)という鉄板を頭に入れることで「授業がわかるようになった、テスト問題がスラスラ解けるようになった」という生徒もいます。
4-1.高校受験直前の中3秋は、時間効率がなにより重要
高校受験まで約半年になると、基礎的な部分をしっかりおさえつつ応用問題にも対応できなければなりません。そこで活用したいのが「合格BEST本」です。「合格BEST本」は高校受験に役立つ問題集。
まずは復習ナビで最重要ポイントを確認し、復習完成テストで重要ポイントが理解できたかどうか確認、さらに高校入試実践テストで実際の高校入試問題に挑戦することで無理なく基礎力を養います。
4-2.スキ間時間を活用するポイントマスターブック付き
高校受験はスキ間時間も上手に活用したいもの。「合格BEST本」にはより効率的に暗記できるポイントマスターブックが付属しており、赤シートで隠すことで重要ポイントが暗記できたかどうかを確認することができます。英語はCD付きで音声を聴きながら受験勉強が可能。問題集とあわせて活用しましょう。
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