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1-1.どこを間違えたのかを正しく把握する
テストの結果が悪いとテストの解答用紙を振り返るのも辛いものです。とくに苦手教科の点数がボロボロだと精神的なダメージで落ちこむことも。
ただ向き合いたくないテスト結果を放置しているようでは何も進歩しません。テスト結果が返ってきたら、まずは間違った部分をチェックし、どこを間違えたのかを確認しましょう。
とくに積み上げ型学習の英語や数学は基本がわかっていないと上手くいきません。解答用紙をチェックして間違えた箇所を把握するのがまずは第一。
1-2.わからないところは友達や先生に聞く
問題の解きなおしをしてもわからない部分があります。解決できないときは友達や担任の教師に解答や考え方を聞いてみましょう。わからない部分をわからないまま放置しないことが大切です。
1-3.実力テストは広範囲から出題される
夏休み明けの実力テストは、中間テストや期末テストとは違い出題範囲が広く、さらに応用問題も多めで点数が取りにくい面があります。そのため期待していたほど点数が取れないことも。
実力テストで点数が取れなかったとしても、それが理由で中間・期末テストの成績が悪くなるわけではありません。深刻に考えすぎず、「実力テストは学力向上のための一つの要素」として有効に使いましょう。
2-1.学年の平均点で判断する
実力テストの結果が思わしくなかったとしても、お子さんの成績が「学年でどれくらいの順位だったのか」を確認してください。
5教科の平均点が250点であれば1教科の平均点が50点前後となりますので、お子さんの成績が学年平均より上だった、ということも。科目別の平均点や学年別の平均点と比較することが大切です。
2-2.夏休みの努力が実力テストで反映されない理由
基礎からコツコツ積みあげる英語や数学の勉強は、夏休みに学習に重点を置いたとしてもすぐに成績がアップするわけではありません。とくに数学や英語が苦手だったお子さんは応用問題の多い実力テストでは、その力を十分発揮できないことも。
親御さんからみれば「あれだけ夏休みに勉強したのに、この成績はなに?」とがっかりするかもしれませんが、実力が成績に反映するには時間がかかります。激しい言葉でお子さんにプレッシャーを与えたり怒りをぶつけることなく、まずはできた部分を褒めて見守ってあげましょう。
3-1.苦手教科は基礎から見直す
暗記重視の教科(社会や国語)はテスト前の暗記である程度点数が取れるのですが、基礎がわかっていないと問題が解けない英語や数学は、思い切って1学期の単元に戻ってやり直すのが一番です。
「そんな面倒なことはできない」と思うかもしれませんが、どこが理解できていないのか、全く見当がつかないときは基礎に戻ってやり直すのが一番。
中学校の数学は正の数と負の数から始まりますが、そこから躓いているケースもあり、こうなると因数分解や1次方程式、2次方程式などはほとんど理解できないでしょう。1学期の学習内容、または1年生の基本から見直すのが最善です。
3-2.英語も基本から見直す
英語の基本は主語と動詞です。動詞には一般動詞とbe動詞があり、同時に使うことはほとんどありません(現在進行形のみ除外)。
ところがこの基本がわかっていないと2種類の動詞を混ぜてしまう、また文法が分かっていないと動詞と主語の位置がわからない、疑問文が作れないなどの問題が噴出。
勉強内容は以前とくらべて格段に増えていると英語教師も認めており、とくに英語が苦手教科である場合は重点的な見直しが必要です。
4-1.教科書を理解したいなら「教科書ぴったりトレーニング」を
中学生は教科書の内容をしっかり理解すれば、学力が確実に向上していきます。ところが教科書の内容がどうしても頭に入らない、わからないことも。
そんなときにおすすめしたいのが「教科書ぴったりトレーニング」。「教科書ぴったりトレーニング」は今お使いの教科書完全準拠。単元名も単元の並びも教科書と一緒なので、教科書と並行してスムーズに学習できるのが大きなメリット。無理なく学習をすすめることができます。
4-2.要点チェックで基礎的な部分を抑える
教科書ぴったりトレーニングは基礎部分を解説する「要点チェック」から始まります。図解はもちろん、考え方のコツ「プラスワン」コーナーでわからないをわかるにチェンジ!
基本部分が理解できたら基本問題、さらに応用問題へと無理なくステップアップできます。基礎を重点的に学ぶことが学力向上への第一歩です。
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