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1-1.オンライン授業の種類とは?
オンライン授業は、教師と生徒がネット回線と端末を使用し遠隔で授業を受けるものです。新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年から一気に注目され、公立学校でも採用され始めています。
このオンライン授業には大きく分けて下の2つの種類があります。
・オンデマンド型(映像を使った授業)
・同時双方向型(同期型)
それではそれぞれの特徴とメリット、デメリットをチェックしていきましょう。
1-2.オンデマンド型の特徴とメリット・デメリット
あらかじめ録画された画像を生徒が都合のよい時間にチェックできるのがオンデマンド型です。
授業の始まる時間が決まっていないので、生徒の生活スタイルに合った時間に視聴できること、わからない部分は何度も繰り返し視聴できる点にあります。
デメリットは記録済みの動画を視聴するだけなので、わからない部分を教師にすぐに質問できない、一人の視聴なので集中力が途切れる、教師が直接生徒の様子を観察できない等があげられます。
1-3.同時双方向型(同期型)の特徴とメリット・デメリット
教師と生徒が同時に端末を使い、リアルタイムに授業を受けるスタイルです。ライブ授業といってもいいでしょう。
メリットは教師が生徒の映像をチェックできること、わからないところはすぐに質問できる点にあります。
デメリットは機材やネット環境のトラブルで授業に参加できなくなる生徒が出てくる点、また授業スケジュールに生徒が合わせなければならないため、入念な事前チェックやスケジュール管理が必要になる点です。
2-1.インターネット環境
オンライン授業にはインターネット環境が欠かせません。まずはインターネットプロバイダーやネット回線を契約する必要があります。
プロバイダー契約が必要ないケーブルテレビを使う方法なら、今使っているケーブルテレビ契約だけですむのでおすすめです。モデムやルーターも設置してくれるサービスもあります。
2-2.PCやタブレット端末
インターネット環境を整えたら、つぎはPCやタブレット端末、スマホを用意します。オンライン学習の場合、できるだけ文字が見やすい大きな画面がおすすめ。スマホよりタブレットやPCなど画面の大きな製品がおすすめです。
2-3.細かい付属品も必要
オンライン授業でも双方向型の授業では音声を聴くためのヘッドフォン、先生と話をするためのマイク、カメラなどが必要です。オンデマンド型の授業でもヘッドフォンは必須。
スピーカーで音声を聴くこともできますが、ほかの家族に会話の内容を聞かれてしまう、声によるトラブル等の問題があるためヘッドフォン推奨です。
3-1.事前準備は必須
オンライン授業はオンデマンドでも双方向でも、必要な資料や教科書、ノートなどは事前に用意しておきましょう。
双方向(ライブ)授業の場合、資料がないと授業内容についていけません。またネット環境が安定していることも確認しておきましょう。不安定な回線で突然生徒が画面から消えると本人も困りますがほかの先生や生徒も動揺します。
3-2.周囲の環境にも配慮
オンライン学習時は学習環境がとても大切です。静かで落ち着ける部屋で学習できる環境を整えてあげてください。TVや音楽の音が大きい、ほかの兄弟が部屋に乱入して騒ぐなどすると勉強どころではありません。
4-1.オンライン学習との併用が効果的
オンライン学習と同時に家庭内での学習を併用すると効果的です。オンライン学習で教科書の内容を頭に入れたうえで、さらに家庭でも自主的に学習すればより確実に学習内容が記憶されます。
オンライン学習が動画を閲覧するだけのオンデマンド方式の場合、わからない部分を講師に質問することができないため、教科書完全準拠のワークブックを併用すると疑問点が解消しやすくなります。
4-2.教科書準拠のワークブックは予習にもおすすめ
教科書の内容に完全に沿ったワークブックは、事前に学習することで予習にも役立ちます。
「教科書ぴったりトレーニング」は教科書と単元の名前も並びも同一なので、教科書と併用しながら要点チェックが可能。基礎から応用までしっかり学習することができます。
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