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1-1.新型コロナウイルス感染拡大の影響
2019年末に発生した新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に感染拡大し、2020年は日本国内もコロナ関連の話題一色になりました。
感染拡大防止のため2020年3月2日から臨時休校が要請されるなど前代未聞の事態に。授業数が減り生徒の学力低下が心配されるなか、文部科学省はオンライン教材を使ったオンライン学習を推奨しました。教育現場におけるICTの活用は今後ますます拡大していくでしょう。
1-2.海外のオンライン授業の実態
新型コロナウイルス感染拡大のため、海外でもオンライン授業が急速に浸透しています。アメリカではほとんどの学校でオンライン授業が採用されており、Zoomなどのアプリをつかって双方向授業を実施。
PCがない家庭にはタブレット端末とルーターが無償で配布されました。中国も新型コロナウイルス感染拡大防止策としてすべての授業をオンライン化しました。
2-1.オンライン授業でのトラブル防止
オンライン授業にはネット環境とPCやタブレット端末が必要です。これらIT機器は突然調子が悪くなることがありますが、トラブル防止策を事前に講じる必要があります。
オンライン授業を受けているとき、突然画面が消える、電源が落ちるなどのトラブルが起こるとほかの先生や生徒に迷惑がかかります。そのためIT機器が不調であれば早めに修理に出す、スペアの端末を用意しておくなどトラブル対策が必須です。
2-2.インターネット回線が不安定な理由
オンライン授業には安定したネット回線が必要ですが、この回線が不安定になったり切れてしまうことも。
さまざまな原因が考えられますが、Wi-Fiルーターの不調、モデム(回線終端装置)の異常、LANケーブルを使用している場合は断線、ネット回線そのものが低スペックなどがあります。安定したネット環境を実現したいなら光回線がベストですし、Wi-FiルーターよりLANケーブルを使用する方が安全です。
2-3.安定的なネット環境を維持すること
さまざまな原因でネット環境が不安定になる、IT機器が動かなくなる可能性があります。そのため日頃からのルーター、モデム、モバイル端末のチェック、メンテナンス、トラブル時の対応などが必要です。
ネット環境を使う親御さんやお子さんにはIT機器の操作やメンテの知識、トラブル時の対応策は必須でしょう。
3-1.目に現れるオンライン疲れ
オンライン授業はPCやタブレットの画面とのにらめっこです。同じ画面を長時間見続けることもあるため、目の疲れや視力低下を訴える子供が増えています。
近視は学童期に発症しやすい、また進行しやすいことがわかっているため、適度に目を休ませる必要があります。PCやタブレットから発するブルーライトも問題視されているため、ブルーライトカット効果のある眼鏡を着用するのも良い方法です。
3-2.集中力低下
PCなどの画面を長時間見続けていると目が疲れ、さらに運動不足のために肩こりや首こりに悩まされるケースが少なくありません。疲れがたまると集中力が低下し、学習効果も低減。オンライン授業を受けているお子さんは体調管理も重要です。
4-1.ブルーライトの危険性がない紙ベースの家庭学習
オンライン授業はコロナ禍で注目されていますが、一方で子供の健康に対する影響も心配されています。そのため従来からある紙ベースの家庭学習も併用しましょう。
オンデマンド方式と同じく、いつでも好きな時間、好きな場所で自分のペースで学習できるうえに、ブルーライトを心配する必要もありません。
4-2.教科書と併用できるワークブックがおすすめ
学校の成績は教科書の内容をどこまで理解できるかで決まります。そのため教科書をベースにした家庭学習が大切です。
そこでおすすめしたいのが教科書完全準拠のワークブック。教科書の単元名や単元の並びが再現されており、さらに詳しい解説や基本から応用まで問題集も付属。教科書と併用しながら1冊で基礎から応用まで学習できます。
参考記事:毎日の家庭学習は『教科書ぴったりトレーニング』におまかせ!
教科書準拠のワークは『教科書ぴったりトレーニング』がオススメ! 中学生の定期テスト対策
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