【中学生向け】夏休みの学習計画の立て方

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目次

2021.06.23

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1.学習以外の予定を書き込む

1-1.部活や習い事の予定を書き込む

中学生から部活を始めるお子さんも少なくありません。部活は夏休みでも実施されているため、まずはカレンダーに部活の予定を書き込んでおきましょう。

部活や試合の日程は夏休みが始まる前から決まっているため、カレンダーにも記入しやすいはず。部活動以外にも水泳やピアノなどの習い事があるなら、まずはカレンダーに書き込んでスケジュールを埋めておくと夏休みの過ごし方がある程度見えてきます。

平日に部活や習い事が入っていても「忙しい平日でも夕方からは暇になるし週末は予定がない」など、融通の利く時間が把握でき、さらにお子さんの主体性も自然に育まれるもの。

1-2.家族旅行などイベントを把握

夏休みはまとまった休日がとれるため、夏休みに家族旅行やキャンプなど家族のイベントを入れることができます。家族旅行も行先や日程はさまざま。ただ家族イベントは部活と同様、事前に予定ができているはずです。

「お盆に2泊3日で田舎に帰省」など、事前に決まっていることを夏休みのカレンダーに記入しておくとスケジュールがつかみやすくなります。

1-3.夏休みの課題など

小学生のうちは工作など自由研究がありましたが、中学生になっても学校によっては課題が出されることがあります。

美術の課題であれば決まったモチーフをもとにして絵を描く、音楽なら特定の音楽を聴いて感想を書くなどのものが考えられます。課題に時間がかかりそうなら、あらかじめスケジュールに必要な日数を割り当てておくと便利です。

2.予定のない日の一日の過ごし方を決める

2-1.なにもしないとあっと言う間に時間がすぎる

部活も習い事もない自由な時間は、ついついダラダラと過ごしてしまいがちです。

家のなかにいると、テレビや漫画、雑誌、携帯ゲーム機などの娯楽はもちろん、PCやスマホでネットサーフィンや動画視聴などの誘惑が多く、あっと言う間に時間がすぎてしまいます。夏休みを無為に過ごさないように、予定のない一日の過ごし方をあらかじめ決めておくのがおすすめです。

2-2.一日の過ごし方にメリハリをつける

予定のない日には夏休みの宿題や1学期の復習、さらに2学期の予習をするチャンスです。

午前中はテレビを見る、散歩をするなどして自由に時間をつかったら、午後は集中して学習する、課題に取り組むなどメリハリのある生活を心がけましょう。

2-3.一日の目標を決めておく

午後から学習に取り組むのなら、まずは事前に「数学の宿題の5ページ分を終わらせる」など具体的な目標を立てておきましょう。

目標を決めずに勉強を始めると、途中でスマホやゲームなどの誘惑に負けてしまうかもしれません。「目標に到達するまで頑張る」と決め、できるだけ短時間で勝負を決めましょう。

3.夏休みの宿題の予定を書き込む

3-1.まずは宿題の量を把握する

夏休みの宿題は各学校や各学年によってばらつきがあります。まずは宿題の量を把握するのが一番。

量が多いときは部活や習い事などの合間に時間を確保して、確実に夏休み期間中に終わらせることが大切です。予定表に大雑把でも構いませんので「7月の最終週に数学の宿題を終わらせる」「8月の3週目までに宿題をすべて終わらせる」などスケジュールを決めていきます。

3-2.ゆとりのあるスケジュールを組む

部活を終えて疲れているのに「夕方から休まずに6時間宿題をする」など、無謀なスケジュールを組むと長続きしません。

部活が終わったあとは疲れがたまっていますので1時間程度の短時間で宿題をすませ、まとまった時間がとれる週末に宿題を進めるなどの工夫を。学校から出された宿題は最優先で取り組みましょう。

3-3.時間に余裕があるなら…

スケジュールに余裕があれば1学期の復習や2学期の予習などもプラス。とくに1学期でわからなかった点は教科書や参考書を使って基礎部分から振り返ることが大切です。

教科書だけで理解しにくいときは、教科書の内容に準拠したワークブックを使うと学習が効率的に進みます。

参考記事教科書準拠のワークは『教科書ぴったりトレーニング』がオススメ! 中学生の定期テスト対策

4.夏休みの宿題以外に学習したい内容を書き込む

4-1.まずは夏休みの宿題以外に学習したい内容をピックアップする

学校から出された宿題や課題以外にも、個人的に取り組みたい学習をピックアップしましょう。

プログラミングの勉強や音楽、芸術、個人的に取り組んでいるスポーツ、趣味などがあればそれらにつかう時間をスケジュールのなかに書き込んでいきます。学習よりも優先させたくなりますが、あくまでも学校の宿題や課題が第一。時間の配分をしっかりと。

4-2.宿題以外の学習も目に見える形にしておく

個人的におこなう学習は形が残りにくいものもありますが、日記を書く、記録をとっておく、作品として残すなどして目に見える形にしておくと良い思い出になりますし、後で役立ちます。

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