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1-1.将来の夢を語ることが大切
中学生になったら、漠然とでも将来の夢について話をしておくことが大切です。中学生になると授業のなかでも進路教育が始まり、職業や進路設計などの指導があります。
キャリア教育の推進もおこなわれていますので、お子さんが中学生になったら親はまず少しでもよいので話をしてみてください。
1-2.漠然とでも将来の進路を考えさせる
お子さんに対して「将来どんな仕事に就くの?」とストレートに聞いてみても「まだ決まっていないのに…」と困惑するケースも。
将来の進路については「あなたはこんな長所があるから、こんな仕事がいいと思うけどどう?」のように、提案する姿勢で接するのが一番です。
1-3.中学卒業後の進路について説明しておく
中学生になったら、中学を卒業したあとの具体的な進路について説明しておいてください。
中学卒業後は多くの方が高校へ進学していますが、なかには高等専門学校や専修学校に入学する方もいます。また中学を卒業してすぐに就職する方もいますので、中学卒業後の進路にどんな選択があるのか説明してあげてください。
2-1.深夜までスマホやテレビ視聴をさせない
深夜までスマホで動画視聴やラインを使っていると、あっという間に時間が経過してしまいます。夜更かしすると生活リズムが崩れる、視力が落ちる、学習時間を確保できないなど弊害があらわれてきます。規則正しい生活のためには、インターネットを使用する時間を決めましょう。
2-2.毎日の学習習慣をつける
学習習慣が身についていないと、学習内容が増える中学からの勉強についていけません。中学生の1日の平均学習時間は約1時間25分前後です。
学習習慣のないお子さんにいきなり1時間以上勉強させるのは難しいため、まずは10分、20分の学習から無理なく始めるのがおすすめです。
3-1.インターネットを使用するルールをつくる
スマホやタブレット、PCを使えば簡単にインターネットを使用して動画を観る、友達とメッセージを送り合う、オンラインゲームができるなど大きなメリットがあります。
その反面、出会い系サイトで犯罪に巻き込まれる、裏サイトでいじめに遭うなどマイナス面もあります。中学生は多感な時期なので、ネットの使い方に関するルールをつくりましょう。
3-2.フィルタリング機能をつかう
携帯電話では、有害なサイトへのアクセスを不可能にするフィルタリングサービスを提供しています。親が常時お子さんのそばにいて閲覧できるサイトを制限できないため、フィルタリング機能を使うのも良い方法です。
またネット上に個人情報は入力しない、実名を出して人の悪口を書かない、ネットで買い物をするときは親に相談するなどルールつくりをしましょう。
4-1.大人が子どものお手本になる
お子さんに対して「目上の方や近所の方には挨拶をしなさい」と言っていても、親が近所の方に一切挨拶をしていないとどうでしょうか?
お子さんからみると「言ってることとやってることがまるで違う」と感じ、親に対して不信感が生まれます。できるだけ大人がお子さんのお手本になるような行動をとりましょう。
4-2.「勉強しなさい!」と怒る前に自分の姿を見る
勉強の習慣がないお子さんに対して「勉強しなさい」とお小言を言っても、親自身が毎日だらしない生活をしていても説得力がありません。
お子さんに学習習慣をつける前に、まずは親がお子さんの学習内容に興味をもち声をかけることから始めましょう。「今、どんな勉強をしているの?参考書が必要なら書店で一緒に選んであげる。辞書や問題集がいるなら言ってね」など、声をかけてあげるとよいです。
4-3.豊かな経験をさせる
豊かな経験とは旅行に行く、アトラクション施設に行くことだけではありません。
地域のボランティア活動に参加して社会参加の意義を知ってもらう、家庭の役割を分担させる、自然のなかで活動する、地域活動(お祭りなど)に参加するなど、社会とかかわる活動をとおして人間性を育んであげましょう。
中学生になったら親が働く姿を見せる、家事の分担を考えるなど「社会との関わり」を考えさせることが大切です。
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