中学校入学で変わる家庭勉強法

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目次

2021.04.07

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1.大きく変化する小学校と中学校の学習内容

1-1.算数が数学にアップグレード

小学生のうちは「算数」と呼ばれていた科目が、中学校になると「数学」へとアップグレードされます。

小学校で学ぶ算数の知識がしっかりしていないとこれら数学の学習内容は頭に入ってきませんが、さらに内容が難しくなるのは間違いありません。

1-2.英語は文法中心の内容になる

小学生のうちは英語に慣れ親しむ授業でしたが、中学生になると文法中心の内容に変化します。

be動詞や一般動詞から学習が始まり動詞の学習が重要であり、名詞中心の日本語に親しんできたお子さんには理解しにくいのが難しい点です。毎日英文を読む、書く地道な基礎学習が必要です。

1-3.ほかの教科も内容がむずかしくなる

では国語や社会の学習内容は小学生レベルのままか?と言えば、それは勘違いです。

国語は読み書きにくわえて古典や日本語文法の学習が追加されますし、社会は地理・歴史・公民(政治や経済など)の学習内容がくわわります。小学生の頃とくらべて格段に学習内容が増えることは間違いありません。

【関連記事】【2021年】中学の学習指導要領が変わる! 英語・数学の変更点を解説
【2021年】中学の学習指導要領が変わる! 英語・数学以外の教科の変更点

2.まずは学習習慣をつけることが大事

2-1.小学生の学習スタイルのままでは成績が維持できない

「小学生まではまずまずの成績を収めていたお子さんが、中学校になると成績が落ちた」という話を耳にすることがあります。

小学生の間は授業中に前回授業の復習や予習の内容が含まれており、学習習慣がなくても授業を受けて宿題をしていればそれなりの成績を取ることができました。

ところが中学生になり学習内容が増え、さらに内容が難しくなると授業と宿題だけでは対応できなくなります。

2-2.自主的な予習・復習が重要

中学生になると授業でわからなかった点を振りかえり、自主的に予習・復習する必要があります。

ところが小学生の頃に学習習慣がついていないお子さんは、中学生になっても余暇にテレビゲームや漫画など趣味の世界に没頭し、生活態度を変えることができません。まずは「1日15分でも予習・復習の習慣をつけること」が大切です。

3.学習環境を整えることの重要性

3-1.中学校で大きく変わる生活環境

中学生になると放課後に部活動が始まり、授業が終わればすぐに帰宅できるわけではありません。学習に必要な時間が小学生の頃よりも取りにくくなり、さらに学習内容は難しくなるのです。

小学生の頃とは生活環境や生活習慣が変わるため、勉強のための時間が取れない、時間をどうマネージメントしていけばいいのかわからない、などの問題で悩む可能性があります。

3-2.短い時間を有効に使う

平日は部活などで帰宅時間が遅くなることもあり、平日に無理に長時間勉強する必要はありません。

ただし「お風呂に入る30分前はしっかり勉強する」「寝る前に復習する」など限られた時間に集中して学習する必要があります。

3-3.学習のための環境を整える

短時間で集中して学習するためには、環境をしっかり整えることが大切です。

・勉強を始める前に机の上を片付けて、スマホやゲーム機を隠す
・目標を設定しておく
・体調不良時は無理をしない

静かな環境を好むお子さんもいますし、適度に雑音のする部屋で集中できるお子さんもいます。子ども部屋はもちろん、ダイニングテーブル、リビング、廊下に机を置くなどして学習しやすい環境を整えてあげましょう。

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4.自主学習の習慣作りに役立つ参考書・問題集とは?

4-1.教科書に準拠した参考書・問題集を使うことが大切

書店に行くとさまざまな種類の参考書が並んでおり、どれを使えばいいのか迷ってしまいます。このとき重要なことは「教科書の内容と参考書・問題集の内容が対応しているかどうか」です。

とくに「教科書ぴったりトレーニング」はそれ1冊で予習・復習、さらに定期テスト対策までできるオールインワンタイプ。たくさんの参考書を購入する必要がないので経済的です。

4-2.無理なく実力がつく内容かどうか

教科書準拠問題集は日頃の自主的な勉強に役立ちますが、1ページ目からテスト問題が掲載されていると予習・復習には役立ちません。やはりおすすめしたいのが「教科書ぴったりトレーニング」

最初はスタートアップページ(前学年までの重要項目確認)から始まり、教科書の内容をひとつずつチェック。その後、教科書の内容が頭に入っているか確認する練習問題、さらに得点アップのためのレベルの高い問題へと徐々にステップアップしていきます。

自主学習中心のお子さんにとって、かなり使いやすい内容になっているのが特徴です。

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