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1-1.定期テスト前に必要なアイテムを揃える
定期テスト(中間テスト・期末テスト)に取り組む前に、必要なアイテムを揃えましょう。まず重要なのは教科書と授業で使ったノートです。
定期テストは出題範囲が予告されているため、教科書のチェックは必須。出題範囲は付箋などの目印をつけて指定された範囲をしっかり復習することが重要です。
1-2.学校で配布されたプリントも活用
担任の先生から配布されたプリントなどがあれば、それらも準備してください。担任の先生によってはオリジナルのプリントを作成することがあります。
それらプリントには授業の重点ポイントがまとめられていることがあるため、先生からもらった配布物はしっかりチェックしましょう。
また学校によっては副教材(英語や数学の問題集や社会の資料集など)を購入するケースもあるため、副教材があればそれらも用意します。
1-3.別途購入した問題集も用意
学校で必ず副教材を購入するわけではありませんので、苦手科目やもっと理解を深めたい教科があれば個人的に問題集を購入する方も少なくありません。
教科書に準拠した問題集であればスムーズに定期テスト対策を進めることができます。別途購入した問題集や資料があればそれらも用意します。
【関連記事】中学生向け教科書準拠教材の定期テスト対策法
2-1. 中間テストは5科目
中間テストは国語・数学・社会・理科・英語の5教科のみになります。
期末テストはこれら5教科にくわえて音楽・体育・技術家庭・美術の4科目が加わりますが、中間テストは5教科のみですので、2週間前から試験対策を始めるスケジュールでも問題はありません。
ただ「日々コツコツ勉強している」ことが重要で、2週間だけテスト対策をすればOKではないので注意してください。
2-2. 暗記重視教科は2週間前から復習開始
暗記が大事な教科、社会や理科、国語などは定期テスト2週間前から本格的なテスト対策を始めましょう。
出題範囲を見渡し問題集などで理解できていない部分をチェック。理解不足の問題を再度解くことで知識が頭に定着していきます。
この流れを3回繰り返すと効率的に暗記ができ、試験前日に全体をもう一度チェックして仕上げになります。
2-3. 英語と数学は基本を抑える
英語と数学は単純に記憶すれば得点がとれる教科ではなく、基本的なルールや考え方をチェックしていないとテストで高得点は望めません。
暗記問題と同じく一度問題集やワークを全体的にチェックし、わからない問題のどこがわからないのかをチェック。
文法の基本がわからない、方程式の意味が分からないなど基本部分でつまづいていないかどうかを確認し、わからない部分はそのままにせず問題集で理解しておきましょう。
それができれば問題集の問題を解き、どれだけの問題が理解できているのかを確認する流れが理想です。
3-1.実技試験問題対策のためスケジュールにゆとりを
期末テストでは5教科にくわえて音楽・体育・技術家庭・美術の実技4科目が出題されます。合計9科目の成績が問われるため、中間テストよりも早めに(約3週間前から)定期テスト対策が必要になります。
3-2. 具体的な実技試験対策は?
音楽・体育・技術家庭・美術の実技試験対策の基本はやはり教科書です。
美術や音楽は作曲家などの名前を覚えるのはもちろん、代表作や美術史、音楽史など歴史的な知識が問われます。つまり社会などの暗記系教科と同じく知識が問われるのです。
また担任の先生から配布されたプリントもきちんと見返しておきましょう。先生によっては「ここが重要です」と暗に試験問題を示唆してくれることもあります。テスト前だけではなく日頃の授業でのチェックも重要です。
3-3. 内申書に影響する実技教科
実技4教科の内容は「重視しない」と思う方が多いようですが、じつは実技教科のテスト結果が内申書に反映されることがあります。
高校入試の合否に影響が出てしまう可能性もあるため「たかが実技教科」と思わず、期末試験前にきちんとテスト対策をおこなうことが重要です。
4-1.高校入試での評価基準とは?
高校入試での評価基準は「入学試験」と「内申書(調査書)」です。入学試験での成績がよくても内申書が悪ければ不合格になるケースも実際にあります。
そのため中学生活で何度も校則を破る、問題行動(暴力事件など)を起こすようでは内申書の評価が低くなります。まずは校内で問題を起こさず、きちんと学校生活を送ることが大事です。
4-2.定期テストの結果は内申点に直結する
中間テストや期末テストの結果は内申点として記録され、高校入試の選考で重要な役割を果たします。
この内申点が一定の基準に達しないと受験自体ができない高校もあるため、志望校によっては定期テスト対策をしっかり練らなければなりません。
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