中学生の勉強の仕方

シェアする

目次

2021.03.12

  • シェアする

1.学習を生活の一部にする

1-1.学習時には机の上をきれいに

宿題や課題、予習、復習に取り組むときはまず、机のうえを整理整頓することが大切です。必要な教科書やノート類を準備し、スマホやタブレット、漫画など学習に必要ないものは隠しておきましょう。

スマホなどは一度チェックし始めると終わらなくなり、勉強の支障になってしまいます。スケジュールを作成する前に、まずは学習しやすい環境づくりが大切です。

1-2.生活習慣に学習習慣を組み合わせる

中学校から帰宅する、夕食を食べる、入浴する、歯を磨く、就寝するなどの行為は生活習慣で、小さい頃から身についたものです。

この生活習慣に合わせて学習時間を確保すると学習習慣が定着しやすくなります。

例えば帰宅して制服を脱いだらすぐに勉強する、夕食後に1時間勉強をする、歯を磨いたら勉強するなど生活習慣と学習習慣を組み合わせると無理がなく、日常生活のなかに学習習慣を取り入れることができます。

1-3.すき間時間で学習する

バスや電車で通学する場合は、それら移動時間に教科書の内容をチェックしたり暗記学習ができます。

なかにはトイレに漢字表や歴史表を貼り付けて学習している例もあるほど、すき間時間を有効に使うことは重要です。

短い時間でも熱心に勉強している生徒は成績も良く、短い時間に集中するコツをつかむことができます。

【参考記事】中学生が部活動と勉強を両立させるポイント
勉強の遅れが心配。家庭での予習復習のススメ

2.教科書の内容をきちんと予習・復習する

2-1. 中学生の勉強は教科書が基本

中学生の勉強の基本は教科書ベースです。基本的に高校生の学習範囲を先取りして学ぶ必要はありません。

予習や復習も大事ですが、やはり「理解できていない部分をしっかり学習する」姿勢が重要です。教科書をベースにして理解しにくい部分、理解を促したい部分は問題集を購入するなどして重点的に学習しましょう。

2-2. その日のうちに学習内容を確認する

中学生になると部活動が始まり、宿題や課題に取り組む時間のゆとりがなくなることがあります。

けれどその日のうちに学習した内容を見直し、わからない点は印をつけておくなどして後日先生に聞く、友達に聞くなどして解消しましょう。

2-3. 休日に復習を

平日はまとまった学習時間を確保することはむずかしいため、休日に学習内容の復習をするのがおすすめ。

教科書を基本にして、ノートや先生が配布したプリント、学校で購入した副教材などを使ってわからない部分を確認し理解を進めていきましょう。

【参考記事】『教科書ガイド』で教科書の内容がまるわかり!

3.わからない部分は問題集を活用する

3-1.基礎がわからないと先に進めない

積み上げ式の教科は英語と数学ですが、これら教科は基礎的な部分がわからないと応用問題を解くことができません

「なぜ答えがこうなるのか?」と理解できないときは担任教諭や友人に聞いてみるのが一番ですが、自宅で問題を解決したいなら問題集を購入するのがおすすめです。

3-2. 教科書準拠版問題集なら教科書に沿った内容でスムーズ

問題集にもさまざまな種類がありますが、教科書準拠版問題集なら教科書の内容とピッタリ合っているので学習もスムーズ。

問題集には教科書の参照ページも明記されているので「教科書のどのページが問題集のどこに対応しているの?」と迷うことはありません。予習・復習に最適です。

3-3. 無理なく実力がつく問題集がおすすめ

せっかく購入した問題集もいきなり難しい問題で始まるとついていけなくなります

「こんな難しい問題は無理」と心が折れてしまうと学習意欲も大幅ダウン。無理なく実力がつく問題集は、まず重要事項を抑え基本的な部分を覚えてから基礎的な問題に挑戦し、徐々に難しい問題へとステップアップできるもの。

教科書ぴったりトレーニングはスタートアップで要点を抑えてから、要点チェック、練習、確認テスト、定期テスト予想問題へと無理なくステップアップ。自主学習に大いに役立ちます。

【参考記事】教科書準拠版って何? 効果的な使い方も解説!

4.教科別学習要点

4-1.記憶重視系教科(社会・理科・国語)

暗記する部分が多い社会・理科・国語は集中すれば短期間で学習できるのが特徴です。

一度暗記しても忘れることが多いものですが「多少忘れてもいい」と覚悟を決め、何回か繰り返してノートに人物名や年代、重要語句、漢字などを書き頭に定着させていきましょう。

ただ教科書を見て覚えるよりも、鉛筆を動かす、言葉に出すなどする方が覚えやすくなります。

4-2.積み上げ型教科(英語・数学)

積み上げ型教科は暗記よりもルールや基本を覚えることが重要になります。

英語の場合は文法を最初に文法に沿って英文を組み立てる要領を覚えれば得意教科になりやすく、長文解読も分かりやすくなります。

文法に関しては教科書に掲載されていないことも多いため、問題集を別途購入するのが有効。

数学も公式を理解して問題を解くことが大事です。まずはルールが理解できているかをチェックし、それから演習量を増やしてさまざまな問題に対応できるように仕上げていきましょう。

この記事を読んだ方に
おすすめの問題集

その他おすすめコンテンツ

コンテンツカテゴリ