高校受験のための勉強法

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目次

2021.01.13

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1.英語と数学の対策を万全にする

1-1. 英語と数学の基礎をしっかり固める

中学生になると重要になる科目が「英語」と「数学」になります。

この2つの教科はほかの教科と比べて「ルールをしっかりおさえること」、また「暗記だけではなく思考・理解する力」が要求されます。

単純に英単語を覚えるだけでは真の実力は身につきません。高校受験の合格率を上げるには英数を重視して学習すること、とも入れています。

もし中学校1年生で英数に苦手意識をもってしまうと、間違いなくその後の学習に影響します。まずは英数の基礎をしっかり固めることです。

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1-2.英語はルールを覚えると得意教科になりやすい

「英語は苦手」と感じる生徒も多いのですが、英語・日本語のバイリンガルに言わせると「英語はとても簡単」なのだそうです。英語が世界中の方に使われているのはルールが単純明確だから。

文章は主語+動詞の語順から始まるため、このルールさえしっかり抑えれば英文章の理解や長文問題もスムーズに理解できます。

もちろん英単語を記憶する必要がありますが、文法を抑えていけば比較的スムーズに得意教科になるのが特徴です。

1-3.数学は記憶力より理解力

数学は記憶することが少なく、その代わり理解力や思考力が試されます。もちろん必要な公式は覚えなければなりませんが、公式に当てはめて考える思考力が重要です。

テストに出題される問題はある程度決まっているため、テストに出る問題を何度も解いて理解しておきましょう。

問題を解けば解くほど回答できる問題が増えます。間違えた問題はうやむやにするのではなく、できるだけその場で解決できるよう問題集を活用しましょう。

2.一週間単位でのスケジュールをつくる

2-1. まずはルーティン化する

学習計画を一週間単位で作成するのが理想ですが、きっちり予定表をつくるのが窮屈と感じる子供もいます。

そのためまずは「夕食後に宿題を1時間取り組む・帰宅後にしばらく休んだら1時間勉強する」など夕食や帰宅などのルーティンの後に学習時間をつくるのが自然です。

自然に学習習慣がついてきたら一週間分のスケジュールをつくってみましょう。

2-2. 一週間分のスケジュールを作成してみる

学習習慣がついてきたら、一週間のスケジュールをつくってみましょう。

ただしいきなり分単位のスケジュールを作成するのではなく、「夕方6時から7時まで勉強しよう、お風呂から上がったら勉強しよう」とおおざっぱな計画で十分です。

休日はまとまった学習時間が取れるので、2~5時間の学習時間が設定できます。午前中に2時間、午後は2時間、夜間に1時間など時間にゆとりをもたせてスケジュールをつくるのがコツです。

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3.定期テスト対策をしっかりと

3-1.定期テストは出題範囲が決まっているので対策しやすい

定期テスト(中間テスト・期末テスト)は通知表の成績に直結しますし、3年間の成績は高校受験にも大きな影響を与えます。

定期テストは高校受験とは違い出題範囲が限られているため、テスト対策しやすいのも特徴。

テスト前2~3週間前から集中的に勉強するのは当然ですが、普段からコツコツと予習・復習しておくことが大切です。

3-2. テスト前2週間前は2~3時間勉強する

定期テスト前2週間は1日2~3時間の学習時間を確保できるのが理想です。部活があってもすき間時間を使って学習時間をキープしましょう。

このとき大切なのは「テストの出題範囲の確認」です。出題範囲に付箋をつける、印をつけるなどして「このポイントは重要です」と言われたポイントを中心に勉強します。

暗記が必要な教科は一度の暗記で定着しないことも多いため、数回にわたって問題集などを活用し模擬テストを受けるなどの方法で学習していきましょう。

4.教科書の予習復習が基本

4-1.日々の努力を忘れずに

高校受験は中学3年間の総まとめです。高校受験のための時間は3年間あり、試験対策の時間は十分。中学生の学習の基本は教科書が主体になります。

そのため教科書とノート、学校から配布されたプリントや学校で購入した副教材を主体にして勉強します。

暗記が必要な社会や国語、理科などの教科は地道な予習・復習、とくに暗記のための復習が重要です。一日で全部覚えられるものではないため、日々の努力が高校受験に直結します。

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4-2.教科書でわからない部分は問題集を活用

中学生の勉強は教科書を中心におこなうのが基本ですが、苦手教科は教科書やノートだけでは理解できないこともあります。

そこで理解力を上げるために教科書に準拠した問題集を使い、基本的なポイント(基本)を抑えたうえで何度も問題を解くことで実力が養われるのです。

問題集にはポスターや単語カードなど副教材がついているものもあり、壁に貼ったり学校に持っていくなどして活用できます。

4-3.英語はリスニングも重要

英語の場合、中学生のうちに英検3級や準2級を受験したい生徒は、試験に必ず出てくるリスニングが重要になります。

また試験では英語での会話も行われるため、リスニングにくわえてスピーキングも必要です。英検は合格していると内申書に記入されるため、高校入試にもかなり有利になります。

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