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「うちの子、勉強についていけていないみたい…」「お友達はどんどん勉強得意になっているのに…」。
このように悩む家庭は決して少なくありません。まして小学1、2年生の時期であれば、遊びたい盛りだから尚のこと。
とはいえ、そのまま放っておくだけでは、進級したときにますます勉強についていけなくなってしまいます。
そこで今回は小学1、2年生が勉強についていけなくなったときに、どう対処すべきか大事なポイントを3つご紹介します。
保育園や幼稚園を卒園し、小学校に上がったといっても、1、2年生の間はまだまだ親のサポートが必要な時期。できるだけ子どものために時間を作って、勉強を見てあげるようにしましょう。
学校から帰った後は子どもの話をしっかり聞いてあげてください。
どんな友達と遊んだのか、給食は残さず食べられたか、学校の授業で面白かったのはどんなことか…。
最後に「今日の宿題は?」と親の方から宿題の内容を確認し、一緒に机に向かうのがポイントです。
子どもが帰っていきなり「すぐ宿題しなさい」だと、頭がまだ勉強モードに切り替えられていないことも。
机に向かったは良いものの、集中力が持続せず却って逆効果になってしまいます。
学校から帰ったらまずは子どもの話に耳を傾けてあげる、そこから宿題の有無を確認し「一緒に宿題しようか」と親の方から声掛けをしてあげましょう。
最初は口出しせず優しく隣で見守るのがポイント。
つまずいてしまい、なかなか進まないようであれば「どこが分からないの?」と聞いて優しく教えるようにしましょう。
自分の親が宿題を見てくれるという安心感を得られるため、集中して宿題に取り組んでくれるはずです。
子ども自身のモチベーションアップにもつながるため、学校から帰ったら「今日の宿題はこれだよ!」と机に自ら向かうようになります。
時間があれば宿題以外にも、予習や復習を15分程度でもできると良いかもしれません。
小学1、2年生は勉強についていけないことは決して珍しいことではありません。簡単な足し算や引き算、漢字の読み書きなどできなくても絶対に子どもを責めないようにしましょう。
何かのきっかけで分かるようになるので、優しく見守ってあげるのが大切です。「どうしてできないの?」「こんなの簡単でしょ?」など子どもの自信を無くすような言葉は絶対にNG!
上に兄姉がいる場合は「足し算なんて簡単じゃん」と横やりを入れられることもあり、きょうだい喧嘩に発展することも。
そうなった場合でも親が仲裁に入り、子どもが頑張ったことはきちんと認めてあげましょう。
「一生懸命頑張ってたよね」「次はできるようになるよ」「一緒に宿題しようか」と親の自分がサポートするという姿勢を見せてあげてください。
その上で結果はどうであれ、子どもが頑張っていたことを認めてあげましょう。
できなかった結果についてあれこれ口出しすると、勉強に対する苦手意識が芽生えてしまい悪循環に。
結果よりも勉強を頑張ったことを重点的に褒めてあげると、勉強に対する苦手意識を取り除くことができます。
小学1、2年生はまだまだ遊びたい盛りの真っ只中。
宿題をしようと親から促しても「テレビ見てから」「○○ちゃんと遊びに行くから」と、宿題を後回しにしてしまうことは珍しくありません。
「うちの子、集中力もないしこのままで大丈夫かしら…」と心配になるかもしれませんが、親自身が思いつめなくても大丈夫!
なかなか机に向かわないような子の場合は、まずは遊び感覚で勉強できるようなツールを取り入れてみましょう。
最近のアニメは意外と勉強になるものも多いため、親が一緒に見て楽しむのも良いかもしれません。
またYouTubeやプリ動画などでは、小学生向けの勉強動画も充実しているため、宿題の前にこういったツールを活用してみるのも一つの手段です。
YouTubeでは子どもに人気のユーチューバーが出ているものだと食いつきが良くなります。
テレビゲームが好きな子どもにはゲーム感覚で学べるようなアプリを、歌やダンスが好きな子には歌ったり踊ったりしながら学べるもの。
このように子どもの性格や好きなものを把握しておき、それに見合ったツールを積極的に活用しましょう。
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