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市販されている教材には大きく分けて2つの種類があります。それは教科書準拠版と標準版と言われるものです。
何が違うのか。教科書準拠版とは、それぞれの教科書メーカーから出版されている教科書に沿った内容の教材になります。一方の標準版は教科書に対応していないものの、計算問題だけなど分野を絞った内容になっています。
いくつかの教材を試してみましたが、やはりこの教科書準拠版が子どもにも親にも使いやすかったです。それはなぜか、以下に簡単にまとめてみました。
1-1.単元名がそのまま出てくる
教科書準拠版は、学校で使っている教科書に記載されている単元名がそのまま記載されており、順番も教科書通りになっているため、子どもが取り組みやすくなっています。
1-2.参照ページが載っている
実際の教科書の何ページに書いてあるか、という参照ページが記載されています。そのため、問題を解くときにわからないことがあればすぐに教科書を開いて確認することができるようになっています。
教科書準拠版のことを知る前に、小学生の子どもに少しでも勉強してもらおうと市販の標準版の教材を購入してみました。しかし、進めてみるといくつか困ってしまう場面が出てきました。
2-1.単元名がちがう
教科書に沿っているわけではないので単元名が違っており、どの単元を指しているのかがわかりにくく、教科書を調べるのが難しいために、手が止まってしまう場面が多くでてきました。
2-2.習っていないところが出てくる
教科書通りの順序になっていないため、まだ習っていないところが出てきて混乱してしまうこともありました。
そこを飛ばして進めるのですが、そういったことが続くと子どものモチベーションが下がってしまうように感じました。1年の総復習に使うならいいのかもしれないと思いました。
このままではせっかくの子どものやる気がなくなってしまいかねないと思い、ネットで調べたところ、教科書準拠版というのがあることを知りました。
そこで、今度は教科書通りに学習できるという教科書準拠版を購入してみることにしました。私が選んだのは『教科書ぴったりトレーニング』(ぴたトレ)と『教科書ぴったりドリル』(ぴたドリ)。
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これがまさに子どもにもぴったりで、毎日しっかり勉強するようになったんです。
3-1.カラーで見やすい解説が魅力
『教科書ぴったりトレーニング』はとにかくわかりやすいんです。カラーで子どもの目を引き、解説も詳しく丁寧でわかりやすい。子どもと一緒に教材を探したのですが、本人が「これならできそう」と言ったので決めました。
3-2.段階を踏んで理解できる
まず要点やその単元の大切なところを確認、次におさらい、最後に身についたかどうかを確認する確かめのテストと3ステップに分かれています。
いきなり問題を解くのではなく、内容を確認してから進めることができるのはとても良いと思いました。確認してすぐに問題を解くことで子どもの理解度も上がるようです。
3-3.やる気が出るドリル
『教科書ぴったりドリル』も教科書に沿った内容になっています。1枚ごとにはぎとることができて、目標時間も書かれています。テスト形式でチャレンジすることができるので、子どもが集中して取り組んでいました。
また、ドリルをやるたびに、色を塗ったりシールを貼ったりする「がんばり表」がついています。小学生の子どもはこんなちょっとしたご褒美がうれしいんですよね。
3-4.漢字ドリルは特に準拠版がいい
各教科書によって習う漢字の順番が違っているので、漢字ドリルは特に教科書準拠版がいいように思います。かわいいキャラクターもついていて、子どもはそれもお気に入りのようです。
子どもが楽しんでやってくれている『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ぴったりドリル』ですが、親にとっても使いやすいつくりなんです。
小学生の子どもだと、まだまだ親が見守ったりチェックしたりしないといけませんよね。この教材はそんな親目線も考えて作られています。
4-1.保護者向けアドバイスがある
解答のページには「おうちのかたへ」という、保護者向けのアドバイスが書かれています。子どもに説明するときや、ヒントを与えるときに使えるような内容が書かれているので、教えるのが苦手という人でもここを見ればちょっと上手にヒントを出せるのではないかと思います。
4-2.進捗状況がすぐにわかる
子どもも喜ぶ「がんばり表」は、進捗状況が一目でわかるのでとても便利です。いつまでにここまでやってみようかといった会話もできるので、活用してほしいツールです。
教科書に沿った教材を使うと子どもも親もストレスフリーで楽しく勉強を進めることができるという結論にたどり着きました。
我が家ではぴたトレとぴたドリがやりやすかったので、このまま毎日の学習習慣が身につけばいいなと思っています。気になる方はぜひ試してみてください。
※本記事は商品を実際に使用したお母様にインタビューを行い、その内容を記事化したものです。
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